31.僕の疑問� 擒�zm】 ページ31
オホホホホ！と皆の倍はありそうな昼ご飯を口に運ぶ3組ペアは胃袋の大きさから桁違いであることを小食のシャオロン君に見せつけていた
kn「なんでグルさんら3人は鞠入れであんなふわふわしながら最下位とってんねん…やる気0やったぞ…」
ht「マンちゃんたちインドア人間だから外でてるだけで体力減ってるんだよ、きっと」
項垂れる5組の2人は本気で悔しがっているようだ
【アイスがかかっている】この事実は高校生男子にはまだまだ全力で闘う理由になっているみたいで、私も釣られて楽しくなってきた
ut「よっしゃ、後半は俺らが一位に逆転したるわ！選抜リレーみとけぇ？」
『男女混合だから私も！ぴくと君も走るし1組は負けないよ』
rb「はえ〜3組には脅威ゾム君がいるんですぅ〜負けませぇ〜ん」
kn「おうおう！5組も俺ら走るからなぁ？観戦組は運命の大逆転をその目に焼き付けることやなぁ！」
そう言いながら皆昼食が終わり、午後の競技に向けてとりあえず解散し運動場へと各々で向かう事にした
『あ、トイレ行くから先行ってていいよー』
tn「おん、ほな先いっとくわ」
………
【ゾム 視点】
午前で尽きてしまった飲み物を新しく買いなおす為にロボロには先に行くように告げた
自販機に寄ると先ほど自己紹介したばかりの…しかし、前日から気になっていた人が1人で校舎からでてきたところだった
zm「あ、Aさん、ちょっとヒマある？」
『うん、今は全然大丈夫だよ』
彼女の噂だけなら知っていた。1組の応用科ひいてはこの1年生の首席で運動神経抜群、人当たりもよく笑顔が素敵でマドンナ的存在だ、と
ただそんな噂は聞き流していた、俺には関係ないし心の底からどうでも良かったからだ
だけど、彼女の名前と化粧をしていたけれどその面影がある顔に、俺は心当たりがあった
zm「あんな、間違っとったらすまんのやけど…もしかして、A姉ちゃん？」
その言葉に彼女の表情はピクリとも動かなかった、しかし、話しかけた言葉は止まらず、溢れるように流れ出してしまう
zm「俺な、小学校上がる前まで関東の山の方に住んでて！
隣の家の子と、生まれた時から仲良くしてもらっててな？
その子の姉ちゃん、Aさんと一緒の名前だったて
顔とか雰囲気も、遊んでたやつに似てて…
あ、でもちゃうかったらほんまにごめん…
どうしても、Aさんのこと見てたらそれ思い出して…」
慣れてない人が相手だといつも以上に緊張して早口になる、それは昔から欠点だと思っていた
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仮想話(プロフ) - ぴくさん» ご指摘ありがとうございます、とても助かります！修正しましたm(_ _)m (2020年9月22日 17時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴく(プロフ) - 27ぺージのzmさんの表記がzwになってます！ (2020年9月22日 16時) (レス) id: 0dfcf80db5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2020年9月22日 0時
