24.スタンバイ ページ24
ぴくと君と2人で出店で食べ物を買っては歩きつつ、声をかけてくれる人たちに応えたり、写真を撮ったりしているとすぐに片付けの時間が近づいてきた
巡った屋台にはさっきまでの間にお客さんとしてきてくれた人や写真を撮ってくれた人がいたりして、暖かく接してくれるのがなんだかとても楽しかった、これこそ文化祭の醍醐味だと思う
終了30分前に戻ると、お化け屋敷に並んでいたけれど入れないお客さんたちの対応の手助けに入っていた。最終的にぴくと君と一緒に撮影会のような雰囲気になっていたのは少し恥ずかしかったけれど…
「【これにて文化祭を終了いたします！保護者の皆様、地域の皆様御来校くださりありがとうございました！生徒の皆さんは後夜祭に備え、速やかに片付けに移行してくださ〜い！】」
pk「この声ロボロ君じゃね？」
『いい声だから放送委員会とかに捕まったのかも？』
かくしてアナウンスと共に文化祭は終了し、一般客は帰宅して生徒たちは一斉に片付けに入った、6時からの後夜祭まではまだ3時間もあり、2時間ほどで殆どの片付け終わった
『後夜祭、準備あるから先に抜けるね、ごめんね！』
「先に聞いてるし大丈夫だよー！むしろ最後ありがとうね！」
『全然！キョンシーすっごく可愛かったからがんばれたの！ありがとう！』
「えっ嬉しい〜最後に写真撮っていい？」
『勿論だよ〜はいピースピースぅ』
なんて、同じ受付の女の子とも写真を撮ったりしていると、約束の時間が近づいてきたので慌ててその場を後にする
目当ての部屋、音楽室の扉を開けると、そこにはメイド服ではなく制服に着替えたロボロ君が楽譜を見ながら待っていた
『ごめんね…まった？』
rb「いんや全然…それよりも、あんさんメイク落として服変えてぇな！怖いから！」
『あ、それだそれ、準備室借りるねー』
はよ準備終わったらすぐ行くでー！というロボロ君の声を後ろに聞きながら準備室に置いてあったセットでメイクをし直し制服へと着替えてもどる
rb「ほな行こか、俺らが最後の名脇役になったるで」
『響かしてやろうね、私たちのデュエット！』
トランペットを大切に抱えながら2人で2段飛ばしで階段を降りる
後夜祭までは後20分を切っていた
私たちの初めてのステージへのカウントダウンに、2人で顔を見合わせてはにやっとした怪しい笑みを浮かべた
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仮想話(プロフ) - ぴくさん» ご指摘ありがとうございます、とても助かります！修正しましたm(_ _)m (2020年9月22日 17時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴく(プロフ) - 27ぺージのzmさんの表記がzwになってます！ (2020年9月22日 16時) (レス) id: 0dfcf80db5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2020年9月22日 0時
