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エレベーターが開くのも

そこそこに

完全に開く前に照は飛び出した。


パスワードは0122

扉を開くと、

涙をいっぱいためたAが

ケータイを耳に当てたまま

振り向く。


そんな顔にさせていたのかと、

ぎゅっと胸が苦しくなる。

「、、、A、ごめん!

俺、、、、嫉妬して、

Aの思いとか全部疑ってた。」

勢いよく頭を下げる。


「、、、ううん

はじめみんなの様子を知りたくて

ひーくんを利用したのは

ほんとだから、、、ごめんなさい」


Aが頭を下げたときに

シャランと音がなって

重ねづけしたネックレスが

垂れ下がる。


その中で照のHが一際光を放っていた。


「信じて欲しいなんて

むしがいいのかもしれないけど、、

照が私のエスポワール、

希望なんだよ。」

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作者名:プポプポ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/  
作成日時:2020年5月21日 0時

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