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「では、失礼し『ちょっと待ってよ。』えっ？」
と切ろうとするAをさえぎるように
照は口を開いた。
言い逃げのように電話を切ろうとしたのだろう
Aは少し間抜けな声を出す。
「今、事務所？」
「、、、はい。」
「そっち行くから、待ってて。」
そう伝えると電話をきり、
楽屋に戻る。
「これで終わりなんだよな？」
「照さっきも聞いてたよ笑
だから、そうだよって言ったじゃん
なんかあったの？て、おい！」
楽屋に戻るなり、そそくさと
帰る支度をする照に
何かあったのかと聞くメンバーの声を
背中で聞く。
それに答えずに
照は走ってAの元へ向かった。
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作者名：プポプポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時：2020年5月21日 0時
