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「うん、、またね
ありがとう、ばいばい」
「電話終わった？」
話せた？と心配そうに聞く照に対して
Aは満足げな笑顔を見せたあと
照のしっかりした首元にすり寄る。
その様子はまるで
父親に甘える幼い子ども。
「ひーくん、ありがとう
ひーくんのおかげだよ。」
「ん、良かったよ。
……真相聞いた？」
「、ん」
Aはまた話を思い出したように
顔を歪め長いまつ毛を濡らした。
「思い出させてごめん。」
「いいの、
ずっと知りたかったから。」
「そっか、、、、、」
2人の間に沈黙が流れる。
Aは
前は気まづかった沈黙も
今は少し心地よいなと思いながら、
目をつむってしまった。
どうすればいいか分からず
Aを抱きしめたまま
しばらくゆらゆらしていると、
疲れてしまったのか、
Aは寝てしまった。
「子どもじゃん。」
照は愛おしそうに
Aをソファに寝かせ
頬に触れるだけのキスを落とした。
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作者名：プポプポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時：2020年4月8日 10時
