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ニコニコケーキをつついていた
佐久間がまっすぐMEを見る。
「話戻すけどさ、、
あの曲書いてくれて、ほんっとにありがとう。
今日これだけは伝えたかったんだ。」
佐久間の隣に座っていた
阿部もうんうんと頷く。
「ほんといい曲だよね。
俺たちSnowManの物語の曲
っていうのもそうだけど、
第三者の方の言葉で
歌詞にされることで
俺も自分の気持ちを深堀出来た
というか、改めて決意を固くしたよね。」
「阿部ちゃん、
曲貰った時ちょっと
うるっときてたよね。」
「そんなこと言うなら
佐久間だってそうだろ。」
「あれは、泣かせにきてるよねー。
ファンのみんなに決意を伝えられて
良かったよね。」
彼らはアイドルだ。
希望を与えることが役目となると
好きに弱音や本音をこぼすことが出来ない。
けど、苦労のない、成長のない
アイドルについてくるファンは少ない。
だからこそ、
「頑張って書いて良かったです。」
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作者名：プポプポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時：2020年4月8日 10時
