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ハンバーガーを食べている間は
日本に帰ってからの活動が話の中心になった。
「向こうでも
自由にやれているかい？」
「帰ってすぐは前例がなかったからか
全然仕事なくて雑用ばっかって怒ってたけど、
今は色々任して貰ってるよ。楽しいの」
そう言うAをみて
師匠は安心した表情をする。
「Aが楽しいならよかった」
「うん、楽しい。
最近新しい友達も出来たんだよ。」
「いいね、
また恋も出来たりしてね。」
「でたー、師匠の恋ゴリ押し」
師匠はもういい歳だが、
いつだって現役なのだ。
「恋はいいよー。
ソングライターという仕事に
いい影響を与えてくれる。
Aはもっと恋をしなくちゃ！」
「師匠、私が恋しちゃまずいよ。」
師匠は、その言葉で
Aをじっと見つめた。
「A、さては恋してるね？
前まではいらないの一点張りだったよ。」
Aは横に首をふった。
「分からないの。
人と関わるのが
久しぶりだからかも。」
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作者名：プポプポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時：2020年4月8日 10時
