EXOの長男 10

楽しみ 8 ジョンデside ページ37

ﾐﾝｿｸ「けどな、それがAが消極的になった理由でもあるんだ」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『え？』

ﾐﾝｿｸ「Aの性格のせいなんだけどな(汗)」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『Aヒョンの性格…』




Aヒョンは優しくて、頼りになって…

誰もが認めるEXOの縁の下の力持ち

プライベートでも仕事でも




ﾐﾝｿｸ「Aは最年長だろ？
で、サブボーカル
だから、自分でも気付かないうちに暗示をかけてしまったんだ」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『暗示？』

ﾐﾝｿｸ「自分は最年長だから、しっかりしないと…
サブボーカル兼コーラスだから、メインボーカルの声を殺さないようにしないと、って…
だから、自分の音楽を追求するよりも、どうやったらメインボーカルの声質に合わせてハモれるかを追求するようになってしまったんだ」



それがAヒョンの音楽に積極的じゃなかった理由

正しく言えば、Aヒョンは、いつでも音楽に積極的だったんだ

ただ、自分の求める音楽に、ってじゃなかっただけで

AヒョンはEXOの音楽が、どうしたら良くなるか、いつも考えてくれていたんだね




ﾐﾝｿｸ「だから、初めは一緒にEXOになれたことを喜んだけど、そんなAを見てるうちに、これが正解だったのか分からなくなったんだ
AはEXOに必要なメンバーだけど、このままでは、せっかくのAの歌唱力が生かされないんじゃないか、って…」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『確かに…
少しもったいない気もしますよね…』




AヒョンはEXOに必要な人だ

何より、オレが好きなんだ

Aヒョンと歌うのが…

心地が良いし、安心して歌いな？って支えてくれているみたいで…

だから、これからもずっとずっとAヒョンと歌っていたい

でも、このままAヒョンが埋もれてしまうのもイヤだ…

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