EXOの長男 1 (ページ2)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:298,848 hit

プロローグ1 ベッキョンside ページ2

ちょっと肌寒くなり始めた今日この頃

布団の温かさから出られなくて、目を開けては閉じて、開けては閉じて…

そんなことを繰り返してたら…

蹴られました

ﾍﾞｯｷｮﾝ『痛い…ヒョン…もう少し優しい起こし方はないの？』

「1度目は優しく起こしてやる。
でも、2度目は容赦しない」

ﾍﾞｯｷｮﾝ『容赦しないって…』

「さっき起こしてやったのに起きなかったのは、どこの誰だ？」

ﾍﾞｯｷｮﾝ『…ボクです』

「2度も足を運ばせて、挙句の果てには優しく起こせ？
随分とえらくなったじゃねぇか…
ん？ビョン・ベッキョン」

ﾍﾞｯｷｮﾝ『…すみませんでした』

Aヒョン

オレ達EXOの長男

言葉はキツイ時もあるけど、ヒョンは優しい

今だって、ケツを軽く蹴られただけで、たいして痛くない

そもそも厳しい人だったら、自業自得だって2回も起こしに来ないでしょ

何だかんだ言いつつも優しいヒョンにオレはいつも甘えてしまう

「ベッキョナ、飯は？」

ﾍﾞｯｷｮﾝ『いるー！！』

「なら早く食え！」

ｾﾌﾝ「あれ？ヒョン！ボクのシャツ知りません？」

「ああ、ボタンが取れかかってて昨日付け直したからオレの部屋にある」

ｾﾌﾝ「ありがとうございます！」

ｷﾞｮﾝｽ「ヒョン、牛乳がなくなりそうです」

「わかった」

ﾐﾝｿｸ「ああ、あとボディーソープも」

「OK。あ、チャニョラ！」

ﾁｬﾆｮﾙ「はい？」

「ジョンイナ起こして来て。
まだアイツ起きて来てない」

ﾁｬﾆｮﾙ「了解しました！！」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ「ヒョン！ワックス借りていい？」

「勝手に使え」

ｼﾞｭﾝﾐｮﾝ「A、今日って…」

「10時から雑誌の撮影、終わったらレコーディング。昨日言われたろ」

ヒョンはEXOの長男兼オンマだ

それはオレだけじゃなくて、メンバー全員が思ってることだと思う

Aヒョンがいなかったら、今頃どうなっていたんだろう…

考えるだけで恐ろしい

「ベッキョナ！早く食え！片付かない！！」

ﾍﾞｯｷｮﾝ『はい！すみません！！』

それぞれ身支度を終えて、マネヒョンが到着するのを待っていた