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回想4 セフンside ページ41

セフン『あの、ギョンスヒョン…』

ギョンス「みんな今朝の事は知ってるよ」

セフン『え?じゃあ何で…』

ギョンス「みんなセフナの気持ちが分からなくもないからだよ。
ボクだって学校を休みたい時あったもんwww」

セフン『でも…』

ギョンス「そうだね。
でも、ちゃんと反省してるんだろ?」

セフン『…はい』

ギョンス「じゃあ、Aヒョンの所に行って来な」

セフン『…Aヒョンきっと怒ってるか呆れてる』

ギョンス「セフナはまだまだヒョンの事、分かってないなwww」

セフン『え?』

ギョンス「Aヒョンが本当に怒ったり呆れたりしてると思う?」

セフン『普通はそうですよね?』

ギョンス「普通じゃないのがヒョンだよwww
大丈夫だから行って来なって」




ギョンスヒョンに背中を押され、トボトボとヒョンの前に立った

その光景はメンバー全員が見守っていた




セフン『Aヒョン…』

「セフナ、ごめんな?」

セフン『え?何でヒョンが謝るんですか?』

「オレがオレの意見を押し通そうとしたから…」

セフン『ヒョンの意見?』

「オレ、高校が楽しかったんだ。
いい友達にも恵まれてさ。
その時の友達とは今でも連絡を取り合ってる。
だから、セフナにもそう言う体験をして欲しくて、つい無理強いしちゃったんだ」




セフナの気持ちも考えずに、無理矢理行かせてゴメンな?とヒョンはヒョンよりも高いオレの頭を優しく撫でた




セフン『ボク、ヒョンに怒られると思いました』

「何で怒るの?www」

セフン『ヒョンにひどいこと言いました。
本心じゃないのに…』

「まぁ、ちょっとショックだったけど、それほど疲れてて追い込まれてたってことだろ?」

セフン『ボクの態度に呆られたとも…』

「そんなわけねぇだろwww
むしろ、オレの方がセフナに無理強いして嫌われたと思ったよ」

セフン『そんなことないです!
あれは言葉のアヤで、本当はそんなこと思ってないです!!』




そう言うと、ヒョンは良かった、と優しく笑った

本当にごめんなさい、ヒョン…

ヒョンだって疲れてるのは同じなのに、ヒョンに八つ当たりしました

あの時のヒョンの悲しそうな顔を見て、言ってはならないことを言ったと、すごく後悔しました

大好きなヒョンがボクから離れて行ってしまうんじゃないかと、本当に怖かった

もう二度とヒョンにそんな顔はさせないと誓います

だから、お願いだから、ボクのそばから離れないでね…

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作者名:るーくす | 作成日時:2018年12月30日 1時

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