EXOの長男 1 (ページ36)

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回想3 ジョンインside ページ36

ｾﾌﾝ「ヒョン、足見せて下さい！！」

セフンが気を付けながら、ゆっくりとヒョンの靴と靴下を脱がすと、ヒョンの足はパンパンに腫れていて、少し青黒く、熱を持っていた

ｼﾞｮﾝｲﾝ『こんな状態で踊ってたんですか！？』

オレ達のダンスは決して穏やかじゃない

こんな足で踊れと言う方が無茶だ

なのに、ヒョンは痛みに耐えながらもやってのけた

誰もケガしてると感じさせないくらい普通に…

そりゃ、気が抜けて痛くて動けなくなるのもうなずける

ﾐﾝｿｸ「Aは呼ぶならクリスか、せめてチャニョラにしてくれ、言ったんだけどな」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『何でオレ達じゃダメなんですか！？』

「ダメじゃねぇよ…ただ…」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『オレ達がマンネだから？
マンネは頼りないって言うんですか！？』

「そうじゃなくて…」

ﾐﾝｿｸ「長男だからあるプライドがあるんだよ。
何もお前達が頼りないって意味じゃない。
そこはくみ取ってやってくれ」

マンネには分からない長男の苦労

ミンソギヒョンの言葉が分からないわけではなかった

オレも、マンネラインだけど、下にセフンがいるから分かる

ヒョン達には言える事もセフンには言えない時があるから…

ｼﾞｮﾝｲﾝ『ごめんなさい、ヒョン…
言いすぎました…』

「オレこそゴメンな？」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『ヒョンが謝ることないでしょ？
ヒョンはオレ達に迷惑をかけまい、と頑張ってくれてたのに…
ヒョン、ずっとここにいるのも何ですし、楽屋に戻りましょ？
そろそろ、みんな心配しますから』

「ジョンイナ…」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『セフナ、先戻って氷用意しとして』

ｾﾌﾝ「分かりました！」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『ヒョン、乗って下さい。
チャニョリヒョンやクリスヒョンより狭いかもしれないけど…』

「そんなことないよ。ごめんな…」

ｼﾞｮﾝｲﾝ『そこは“ごめん”じゃなくて“ありがとう”ですよwww』

担いだヒョンはすごく軽く感じた

ヒョンは口に出さないだけで、辛いのはヒョンだって同じだ

いや、オレ達弟を抱えている分、ヒョンの辛さや大変さはオレ達を超えているのかもしれない

だから、少しでもヒョンを助けたいと思った

Aヒョン、まだ頼りない部分もあるかもしれないけど、オレなりに頑張るから、少しはオレを頼ってよ！！

ヒョンに頼られたら、オレ頑張れると思うからさ！

でも、時には思いっきり甘えさせてね！www

って、いつもか？www