転生したら警察官目指してたからのこのままなりまーす！【名探偵コナン】

CASE5 ページ5

「お前らが手にしているのはSAKURA！
日本警察制式採用5連発リボルバーだ！！射撃検定は5発発砲を4セット実施！
上位2セットの合計を得点とする！70点未満は落第だ！」



ﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯ




今日は長嶋教官が休みのため、鬼塚教場のクラスとの合同訓練。いまは射撃。


うん、いいリボルバー！！好き！←



「ルカすごい！！全部真ん中じゃん！！」


「本当ね。得意なの？」


『まあ、少し嗜みがありまして…へへ』




私に親はいないけど代わりに保護者がいて、それがパパ。パパに拳銃の扱い方を教わってたから、自信はあるんだよね！




「流石だ月雪！！満点だ！！」



鬼塚教官のその言葉にザワつく。注目するの嫌なんだけどなぁ…うう。




「流石だなルカ！」

『うう、航くん〜。背中に隠してくださいッ』


「はは！お前は相変わらずだな」



その後、松田くんがリボルバーをバラしてしまい鬼塚教官に怒鳴られていた。そりゃそうだよね、たとえ壊れてたとしてもばらすことある？？？え、ないよね？？



航くんが松田くんを庇い、にこやかに返事していた。相変わらずのお人好しだなぁ…







バキッ！！！！




『え？』

「命綱が教官の首に…！！」

「落下した作業員気絶してない？」

「屋根に登って綱を切る？」

「そんな時間ないわよ、それにまた踏みはずすかもしれないわ」



「やることは分かってるよな？」


「拳銃…」

「弾…」

「射撃…」

「俺は土台…」

「じゃあオレは土台の上のつっかえ棒かな？」



『美鈴！玲音！急いで医務の先生を呼んできてください！
美嘉と麗子は手当の準備をしてください！！』




普段さん付けの私が呼び捨てとか気にしてられないから！！




『航くん！！まだ持つ！？』

「ッおう！！大丈夫だ！！」

『わかった！！諸伏くんも大丈夫かな！？』

「ああッ！」


『もうちょっとだから頑張って！
救急車、念の為呼んでくる！！』




その後、降谷くんが完璧な拳銃で綱を切り、鬼塚教官と作業員の男性は助かった。

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