4.ヒラくん ページ4
*
それから、昼休みのこと
学校案内をしてほしい、ということで今一階から案内をしている
でも、こんだけ学校に通ってるから…知ってるはずじゃ…
「本当に学校のこと知らないの?」
こ「キヨだけ先生の話きいてなくて、知らない…んだっけ?」
キ「そうそう!あの先生、声でけーんだもん!」
「人のこと言えない…よね」
フ「先輩、それな!キヨの方がでけーよ!」
ヒ「デカボイス(笑)」
あ、ここ好き。とキヨくんが空教室に入った
ぞろぞろと私たちもつられて入る
あ、ここ………
「使われてない教室だね」
フ「物置にすりゃいーのに」
「…まあ、ほぼ…そういう感じ」
キ「ここ、俺らの秘密基地にしよーぜ!!な?」
その言葉を発した瞬間、全てを悟った
私、入ってないよね?ね?大丈夫だよね…?
そして、私はゆっくり その輪から離れようとしたとき
ヒ「ね♪せーんぱい」
ニコリと可愛らしい笑顔を向けてきた。でもそこには、なにかドス黒い
なに…裏切れない、この笑顔………
「…う、うんんんん」
ヒ「よかった」
な、なんか……怖いっていうか…
この人たち…変わってる
…………最近の子は、恐ろしい
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作者名:天乃@あまっちゃん | 作成日時:2015年4月4日 14時