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六月八日
梅雨が明けたってのに、今日カタツムリが庭をゆっくり歩いてた。
...カタツムリ、初対面。
不恰好なカラを担いてのんびり進んでるのをみて、自由っていいなって思った。私も自由になりたいなって。
自由になって、めっちゃかっこいい人と結婚してなんか色々したいなぁ。
そんな妄想しながら、ひとらんにでも保護してもらおっかなって早速自由を妨害するのを思いついた。
でもひとらん、今日は留守だったからできなかった。渋々、その時はその場を後にしたんだよね。
『聞いてー、エミさん。さっきね、カタツムリ見たんだよ』
「カタツムリですか...今はもう夏なんですが...」
『ほんとほんと。見る？』
「うーん...まぁ、はい」
なんだその返事。そんなに嫌なのか。
無理やりエミさんを引っ張って、さっきの庭に連れて行った。...のだけど。
『...わぁ』
「うっわー...これは...」
【悲報】カタツムリ、誰かの手によって殺害される
なんでや、数分前まで生きてたやん。前言撤回、自由はいけない。
カラもぐちゃぐちゃ、中身が色々とすごいことになっているカタツムリを見ていると、ちょうど近くを通ったシッマとショッピくんの声が聞こえた。
「さっき先輩、カタツムリ踏んでましたよ」
「え、マジで？靴に痕残るやん...」
「ザマァ」
「...は？」
『...ん？』
刹那、私はかつてないスピードで二人に向かってダッシュ。
即座にショッピくんは私に気づいて逃亡、シッマは真っ青になって言い訳を始めた。最終的には「許してクレメンス！」と叫びながら逃亡。私はエミさんをほっぽいて鬼ごっこを開幕させた。
私の初めて(カタツムリ)を奪った罪は重い。
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たこやき。(プロフ) - ウェアドさん» 以前から見てくださってたんですね！とっても嬉しいです、ほとんどが私の自己満の内容ではありますが、好みだったのならよかったです。ありがとうございました！ (2018年7月31日 22時) (
レス) id: cf837c4d54 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - しあ。さん» 本当ですか！短編で申し訳ないですが、喜んでもらえたならとても励みになります。ありがとうございました！ (2018年7月31日 22時) (レス) id: cf837c4d54 (このIDを非表示/違反報告)
ウェアド(プロフ) - お疲れ様でした。前々からたこやきさんの作品が好きで、今回はかなり好みでした。本当に長期間に渡って幸せを下さってありがとうございました。 (2018年7月31日 22時) (レス) id: 30f0d5f8bb (このIDを非表示/違反報告)
しあ。(プロフ) - 更新お疲れ様でした！更新されるどに忠犬の如く見に来てました！()めっちゃ面白かったです！(語彙力) (2018年7月31日 22時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - 朝霧さん» いやぁ、自己満で書いてたらですね...喜んでもらえたなら光栄です。生きてください！更新頑張るんで！ (2018年7月28日 9時) (レス) id: cf837c4d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たこやき。 x他1人 | 作成日時：2018年7月14日 8時
