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『ごめん』

「え...?なんで、謝るの?」


ポカンとした顔でこちらを見たことは。
なんでって、覚えてのか?思い切り振ったんだぞ?
お前、泣いてたじゃん。ビンタしたじゃん。

思わず責め立てそうになるのをぐっとこらえて、首を傾げた。


「あのね、私...あの後、考えたの。なんでAくんに振られたのか。可愛いって言ってくれたのに。...きっと私が根暗っぽかったからだよね?Aくん、いつも可愛い女の子と話してるから、きっと私の方には興味なかったんだよね?」

『...は?何、それ』


ブツブツと呟く彼女はもはや言葉ではなく、自分を落ち着かせているかのように紡がれる自分への暗示のようだった。
...別に彼女は作らないって思って断っただけなんだけど。
可愛い女の子って、それはなんかベタベタくっついて来た子だし...好きな子なんかじゃない。

こいつ、全部間違ってるし。

それでもことはは続けて呟き続ける。
もはや目に光は入っていなかった。


「だから私、Aくん好みになることにしたの!ほら、髪も色を抜いてこんなに明るい色にした、目もカラコンにしたの!ねぇ、これなら私のこと、好きになってくれるでしょ?ほら、私を見てよ!!」

『...っ』


なんだこいつ。
もはや最後は懇願と絶叫が入り混じっていた。...逆になんでこいつはこんなにも俺を好むんだよ。
苛立ちが募っていくのがわかる。
俺が振ったんならそれでおしまいでいいじゃないか。なんでまたやってくる?



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たこやき。 サブ垢(プロフ) - もくもく@さん» サブ垢から失礼します。ありがとうございます!つくります! (2018年6月18日 6時) (レス) id: 0653f7d638 (このIDを非表示/違反報告)
もくもく@(プロフ) - 日常編作って欲しいです! (2018年6月18日 1時) (レス) id: d0f7d2d606 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - 過酸化水素水。さん» ありがとうございます!! (2018年6月17日 16時) (レス) id: cf837c4d54 (このIDを非表示/違反報告)
過酸化水素水。(プロフ) - たこやき。さん» はい! 今日か明日には仕上げますね! (2018年6月17日 16時) (レス) id: c62dc48e07 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - 過酸化水素水。さん» おお、ありがたいです!お願いします! (2018年6月17日 16時) (レス) id: cf837c4d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこやき。 x他1人 | 作成日時:2018年5月1日 20時

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