ポジティブ8 ページ10
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殺せんせーにお願いする程カルマ君の隣が良く、座り初めはとても嬉しそうにしてたAさん。
Aさんのカルマ君溺愛度は此処、椚ヶ丘では結構有名だ。
Aさんの事だから、久しぶりにカルマ君と再会したと思うから。
きっと積もる話が一杯で、きっと授業とか関係なしにカルマ君に話し掛けるんだろう。
……そう、誰もが思っていたのに……。
「……」
『……』
話すどころか、目も合わせない2人。
それは中断されていた授業が再開し、終わり、休み時間に入り、終わり、また授業が始まっても変わらない事で。
カルマ君はまだ分かるけれどAさん迄顔を背け俯くのは予想外の事で。以前迄の彼女からは想像も出来ない事で。
次の休み時間、お昼休みになるや否やAさんの周りに彼女と面識がある人達が集まる。
僕もその内の1人だ。
「Aアータどうしたのよ!?」
「そうだよA〜！前はカルマ君カルマ君〜って凄かったのに」
「あ〜れはある意味気持ち悪かったな〜」
「そうね、追い払われて突き放されても粘着して行く様はある意味恐怖を誘ったわ」
心配してるのか貶しているのか。
Aさんの周りに集まって、思い思い口にしていく皆。
それを耳にして尚彼女が黙り俯いているというのは僕の恐怖を煽るには充分で。
それは皆も同じ何だろう。前原君が「お、おい?A……?」と彼女に声掛ける。
ポツリと彼女が小さく声を零した。
首を傾げる。
『って……、……もん……』
「？何て……?」
途切れ途切れの小さな声。
首を傾げて今一度訊けば、Aさんが勢い良く顔を上げる。
『だってカルマ君が格好良すぎるんだもん……！！……ぁ』
声高々とした彼女の発言。教室に響き渡る。
皆の視線が集まって、それを感じたAさんが小さく声を零した。
それから彼女は恐る恐ると言った感じに振り返り、隣の席、カルマ君を見やる。
カルマ君はと言えばいつもの煮オレを飲みながら真顔でスマホを弄っていて。
Aさんがホッ、と胸を撫で下ろす。
いやAさん絶対聞こえてたから！！だからそんな胸撫で下ろして『偶々聞こえてなかったみたい！』って言いたげに手でセーフ、何て仕草しないで?!
皆に囲まれながら再度話し出すAさんに心の中でツッコんでたら背後から視線を感じて。
振り向けばカルマ君がジッと此方を見て……静かにスマホへ向き直る。
その不自然な姿に、首を傾げたのだった。
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サヤ(プロフ) - 磯貝に食べられそうな金魚さん» えー！！！嬉しいですありがとう御座いますーー！！！こんな……こんなやかましい綾瀬ちゃんを愛してくれてありがとう御座います！！！めっちゃモチベ上がる！！予定では今後も業君可愛くなってくので末長くお願いします！ (5月26日 23時) (
レス) id: 888ceb6036 (このIDを非表示/違反報告)
磯貝に食べられそうな金魚 - 夢主ちゃんのテンション…好きぃぃぃぃ!!いや、こういう女の子大好きタイプてぇてぇじゃん!!何？え、夢主ちゃん天使じゃん!!…やべ…… (5月26日 23時) (レス) @page13 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 増田さん» ……ケアレスミスか……。 国語苦手なんだよなぁ…。増田さんには迷惑掛けっぱなしで申し訳ない (2016年12月22日 23時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
増田(プロフ) - あと、今更ですけど23話の渚と話してるところ、一様じゃなくて一応だと思います。“よ”じゃなくて“お”だと、、、 (2016年12月22日 21時) (レス) id: ccad45b719 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 増田さん» トマトとピーマンと人参以外は…… 心配アザッス!! (2016年12月19日 21時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤ&アヤ x他1人 | 作成日時：2016年11月27日 8時
