下宿生活も一年目。/3

No.104 ページ9

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やっぱり放っておけない。



健人くんに
何かあったのかもしれない…。





樹と風磨と3人で
健人くんのマンションに向かう。




外壁が見えた瞬間、胸がドキッときた。



エレベーターであがって
健人くんちの前に来た。







樹「ピンポーン 健人〜、
樹だけどいる〜？」




樹が呼びかけても全く返事も
音沙汰もない。




風「いないんじゃねーの？」





樹「また後日、…かぁ。」





「待って」







帰ろうとする
二人が足を止めて振り返った。




「なんか……おかしい」




樹「なにいってんの？」




「なんか、おかしいの！」





理由とかなく、ただ私の直感が
この場所がおかしいって教えてる。





恐る恐るドアに手をかけてみると…







「あいてる…」








ドアをゆっくり開けて
中を恐る恐る覗いてみる









「健人くん…」






部屋はカーテンが閉まっててうす暗い。







「ん？」






目を凝らして見ると…





奥の部屋に足が見えた。







「健人くん！！！」




風「どうした？！」








「健人くんが…倒れてる！」

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