戦場に舞う儚い桜

会議は真面目に ページ7

少しの間、部屋は静まり返った。

A｢はい、質問。｣

近｢なんだ？｣

A｢鬼兵隊と春雨に一気に攻め込まれたら私達、全滅じゃ？｣

当たり前の考えだ。ただでさえ強い二つが合わされば幾ら私達だとしても、死者は出るはずだ。それを幹部のみで片付けるなど出来ない。

近｢それは勿論無理だ。真選組だけで護衛に着く訳では無いしな。｣

土｢この事についてだが、護衛に付く団体を知らせておく。A、頼んだ。｣

A｢はい。｣

会議の時には副長秘書としてある程度の情報は知らされている。置いてあるクリップボードを片手に立ち上がる。

A｢まずは私達、『真選組幹部』。一般市民として『万事屋』。元警察、『見廻組』。最後に将軍を直接御守りする『幕府』。この４つが現地で主に活動します。私達は２人組になります。連絡手段はトランシーバーで、必ず一人一つ持っているようにして下さい。当日は、絶対に私服で、一般市民を装って護衛について下さい。質問は？｣

シーンと静まり返る会議室。

近｢連絡事項はこれで全てだ。護衛が一番の目的だが、ある程度は遊んで良しとする。これにて解散だ。｣

隊｢焼きそば食べてぇ〜！｣

隊｢たこ焼き欲しい。｣

A｢私は綿飴と、あんず飴と、リンゴ飴と、いちご飴と、、、｣

沖｢甘党全開ですぜ。｣

こうゆう悪戯って何処にでもある→←知らせは真面目に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す