背中合わせ。 ページ49
私達の見た屯所はいつもの屯所ではなかった。そこに居たのは、と言うより蔓延っていたのは過激派攘夷志士 高杉一派だった。私達が門を開けた瞬間に容赦なく斬りかかって来るそいつらに負けじと剣を抜く。
土「お前、屯所ん中入ってろ。」
「は?」
土「夜兎だろ。」
何を言い出す、土方さん。確かにこの世界は晴れてはいるけれども。いや、晴れてんだけど。これくらい···。
「大丈夫です。」
土「ぶっ倒れても知らねぇぞ。」
「私を···貴方の背中に立たせてよ。私に貴方を守らせて。」
だって···
「これまでも、これからも、土方さんの背中を守るのは私だけでしょ?」
いつまでもフラフラ舞っていた私の桜の花びらはやっと、ここに落ち着いたのかもしれない。
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脊陽婀 麗(プロフ) - 月猫さん» ありがとうございます!はい!今後とも楽しく読ませていただきます^_^ (2018年1月22日 18時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» そうです。土方さんオチです!ですが最近、変な方向に向かっている気もしたりしなかったりでして・・・。引き続きこの小説を見て頂ければ・・・! (2018年1月20日 17時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - イッツミー!マーリo((殴 (2018年1月16日 22時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - この小説って...土方さんオチでしたっけ? (2018年1月11日 19時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» コメントありがとうございます!えぇ、土方さん、何故か結構優しくなってますww (2017年12月27日 23時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月26日 7時