戦場に舞う儚い桜

推理はカンと記憶が大切 ページ39

byA

土｢まず、何があったか説明しろ。｣

A｢１つ前の部屋で気づいた。この攘夷志士は真選組や幕府を狙ってない。｣

新｢どうゆうことですか？｣

A｢正確には｢まだ｣、狙ってない。攻撃してくるカラクリも、ジジイに似せたカラクリも。私を狙ってなかった。｣

銀｢じゃあ誰が狙われてんだよ。｣

A｢何故、あのジジイは猫がいなくなったフリをした？何故貴方達に依頼した？｣

楽｢まさか···私に肉まんを買わせるためアルか？！｣

新｢なんでそうなるの、神楽ちゃん。｣

A｢アイツらの今回の狙いはあんたら万事屋。いつもパンピーの３人が真選組と絡んでる事に目を付けたココの奴らはヤケに強いあんたらを最初に片付けるつもりだった。｣

そうすれば、妙に変だったあのカラクリの話し方も辻褄が合う。カラクリは私と話している間も銀時の方を見ていた。

土｢お前らは帰れ。｣

A｢は、｣

土｢だから帰れ。｣

A｢何言ってんの？｣

土｢傷が酷過ぎだろ？！だから帰れっつってんだよ！｣

A｢これくらいの傷が何？！私、夜兎だから！他の人が闘ってる間にのうのうと休んでろと？！｣

土｢あぁ、休んでろ！｣

A｢ふぅ〜ん。この先の進み方、知らないでしょ。知らないよォ。このあとどうなっても。｣

ココで万事屋組とはおさらばして、前に進んだ。

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