戦場に舞う儚い桜

カラクリ仕掛は程々に ページ31

結局、銀時＆神楽グループと新八＆Aグループに分かれて進んで数秒。

楽｢ぱちィィィィィィイイイ！！！A！！！！！！｣

新｢···あ？｣

A｢···は？！？！｣

神楽の叫び声に振り返った二人はまさに開いた口が塞がらない状態。それもそのはず。でっかい丸太が猛スピードで向かってきていたから。

楽｢ナニコレ···やだコレ···！｣

A｢ウォォォォォらァァァァァアアア！！｣

間一髪、Aが強烈な飛び蹴りを丸太に食らわせてその場を回避。

A｢今思い出した。ココ···江戸一番の金持ち攘夷志士の屋敷だ···。土方さんが言ってた。｣

銀｢なんで最初っから言わねーんだよ！！！｣

A｢土方さん、カラクリの事しか話してなかったから。外装なんて、忘れてた。｣

そう、アレはAがまだ真選組に来たばかりの頃の見回り。

ーーーーー

A｢スゴい！おっきい···！｣

ココの屋敷の前を通り過ぎた時に思わず出た言葉。

土｢あァ。金持ち攘夷志士の屋敷だがな。中はカラクリだらけらしいぞ。｣

A｢攘夷志士なのに取り締まらなくていいんですか？｣

土｢タイミングを狙ってるだけだ。｣

ーーーーー
A｢ていう会話をしたような気が。｣

新｢外装も覚えておこうよ···。｣

銀｢まぁ、分かれては進めねぇな。｣

A｢お前のせいだろーが。怖がってる奴誰だよ？！｣

全く。カラクリだらけはやめて欲しいわ。マジで。
ため息混じりにこんな事を思ったAだった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
無事、テストも色んな意味で終わりました！
これからはまた全速力で更新して行きます！
これからもお読みください！
by月猫

カラクリは臭いと音が全く違う→←お城ってなんか居たりして

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す