二日酔いとサボリ ページ28
打ち上げの次の日。Aは沖田を起こしに廊下を急ぐ。今日はサボると約束したからだ。
A「沖田くーん?!」
沖「···ぁ?」
A「今日は私のサボリdayだよ〜。昨日の事、覚えて···ないのか?」
そうだ。この人、酔い潰れてたんだ。Aは思い出す。
沖「二日酔いで頭痛てぇ···。」
A「ジジイみたいな事言うよね。」
沖「酒呑めば二日酔いはするもんでさぁ。」
A「まぁ、いいや。じゃあ、勝手にサボリかましてるね。」
そう言い残してAは屯所をこっそり抜け出した。それで甘味処に向う。そこには先客が居た。
A「万事屋3人だ。」
銀「俺らで悪かったな。どうせあの総一郎君を探してるんだろ?」
A「今日はサボリの日だから。土方さんに探される側かな?」
新「Aさんまでサボって真選組大丈夫なんですか?」
楽「Aはやる時はやる、ちゃんとした奴ネ。大丈夫アル。」
A「神楽、よく言った!」
ここら辺で神楽の隣に座る。店員さんが出てきて、みたらしを頼んで会話が再開。
A「依頼、入ってんの?」
銀「ん、あぁ。猫探しが。」
新「昨日から探してるんですけど、中々捕まえられないんですよ。」
楽「新八はメガネだからアル。きっとメガネ本体になれば猫にも伝わるネ!」
新「どーゆう意味だコラ。」
A「じゃ、手伝おっかな〜。ひまだし。」
楽「うぉ!まじでか?!」
頼んだみたらしを食べ終わっている内に神楽は50本くらい食べて、お腹がある程度満たされると写真を見せられる。
銀「名前が···?」
新「るらちゃんです。」
そこに写ってるのはロシアンブルーの子猫で、緑の首輪に金の鈴が付いていた。
A「···かわいい。」
銀「昔っから好きだったな、お前。」
A「うん。まぁ、探そ!」
新「ただ猫に会いたいだけだろ。」
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脊陽婀 麗(プロフ) - 月猫さん» ありがとうございます!はい!今後とも楽しく読ませていただきます^_^ (2018年1月22日 18時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» そうです。土方さんオチです!ですが最近、変な方向に向かっている気もしたりしなかったりでして・・・。引き続きこの小説を見て頂ければ・・・! (2018年1月20日 17時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - イッツミー!マーリo((殴 (2018年1月16日 22時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - この小説って...土方さんオチでしたっけ? (2018年1月11日 19時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» コメントありがとうございます!えぇ、土方さん、何故か結構優しくなってますww (2017年12月27日 23時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月26日 7時