反韓少女に恋をして。２ (ページ7)

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JN「それじゃあ、いただきまーす！！」

「「「いただきます！！」」」

ジンの合図で皆が一斉に食べ始める。

お皿はあっという間に空になり、メンバー達は

リビングでくつろぎだした。

ユンギだけが作業室で今も曲作り中。

JN「ユンギ、また夕飯もろくに食べないで作業室こもって…」

呆れたようにジンが言った。

「あ、じゃあ私、おにぎりでも作って持っていく」

JN「あ、お願いしていい？」

一度だけ頷いた。

なんでそんなことをしようと思ったのかは分からないけど、

ただ、猛烈に

“ありがとう”

が聞きたかった。

自分が居て良い場所っていう、証拠っていうのかな…

……認められたかった。

料理は全く出来ないけど、おにぎりくらい作れる。

「できた…」

三角が三角じゃなくなったけど、まぁ良しとしよう。←

暖かい内に食べてもらいたい

そう思って、作業室まで駆け足で行く。

ドアをノックして名前を言うと、案外簡単に入れてもらえた。

ジミンとテヒョンが“ いれてくれない ”って拗ねてたのに。

YG「どうした？」

優しく聞いてくるユンギは、完っ全に砂糖…。

「これ、おにぎり」

YG「あぁ、サンキュ… ってお前、

これのどこがおにぎりなんだよ！(笑)」

な、ひどい！

「おにぎりだわ！
食べてみてよ！！」

YG「んー…

味は大丈夫だよな？」

「問題ない。」←

じゃあ…、とか言って

渋々おにぎりの原型をとどめていないおにぎりを口にしたユンギ。

YG「あれ、……うまい」

「本当？でしょ！？」

ぽろっと呟いたユンギの言葉に歓喜していると、

何故か

頭を撫でられた。