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優しさ、19。 ページ19

『 ユンギ君!?

なんで__ 』




急いで来たのか、肩で息をしているユンギ君。







「 俺は__


Aと暮らしてます 」






『 え、 』


「 え、 」






さすが親子。


言動が全く同じだ。





…ではなく、


誰だってこんな反応になると思う。



こんな衝撃的なカミングアウトをされたら。









「 え、Aと?く、らし…!? 」




オンマもパニックであたふたしている。








「 Aは、悩んでました。



自分は親不孝だって。




馬鹿なことをしたって。 」





ユンギ君の瞳は、今までに見たことがないくらい

真剣だった。







「 それくらい、優しい子なんです。 」




『 …な、 』






そんな、


私、そんなイイコなんかじゃないよ…。








「 __だから 」







ゆっくり息を吸い込んだユンギ君は、



素早く前に向き直る。









「 Aを俺に下さい 」





『 ……は、? 』






思わず口からまぬけな声がもれる。









「 俺はAが好きです。



…幸せにします。







…えー…っと 」





俯いたお母さんに


まだ足りないかとでも言うように畳み掛けるユンギ君。







「 …大好き、です 」





もはや、キャラ違うよ ユンギ君。





大好き なんて言うキャラじゃないでしょ。









「 ねぇ、 A 」


お母さんの声に目を向ける。





「 __Aは、ユンギ君が好きなの? 」






『 …っ、 』







今まで、認めずに過ごしてきたこと。




勘違いなんて思ったりもした。




でも、









「 好きだよ、 __ユンギ君が。 」







私のその言葉を聞いて


オンマは嬉しそうに、 少し悲しそうに笑った。





そして、









Aをお願いします。









そう、一言だけ呟いた。









fin.

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Qz.(プロフ) - 夢麗さん» ほんとに遅れました!今気付きました!!すみません… キャラ崩壊申し訳ないです(( こちらこそありがとうございます!!(゚ー゚*) (2018年6月15日 16時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
夢麗(プロフ) - ユンギがユンギでユンギだったので最高すぎてもううあああああああああああ(語彙力)って状態ですこんなうあああああああああああってなるキュンキュンする作品ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!! (2018年5月21日 22時) (レス) id: ae66d00fd3 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - ユナンゴギミさん» ありがとうございます!! これからもどんどんユンギさんのお砂糖を追加していきますので、見ていただけたら嬉しいです(о´∀`о) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
ユナンゴギミ - この作品見さしてもらいました!!! 考えた事でもドキドキします ゆんぎの甘々言葉がタマラナイデス お砂糖か金平糖ぐらいの甘々(次の作品も楽しみにしてます (2018年1月2日 1時) (レス) id: c85ffb4ce0 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - Qz.さん» それなです!! (2017年12月3日 15時) (レス) id: 4d2c784ea8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Qz. | 作成日時:2017年12月2日 20時

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