＊ 十四口 ＊ ページ15
JK「 お話……？ 」
『 うん。 』
ゆっくりグクと向き合う。
『 これは私の勘だから。…間違ってたらごめんね？
……グク、好きなんでしょ？ ハニさんのこと。 』
グクは、目を大きく見開いた。
JK「 違います、よ…。
ハニヌナは、僕の “ヌナ” なんですっ
、好きなんて …そんなわけないです！
……第一、ヌナはテヒョニヒョンとっ… 」
『 グク、ストップ 』
私の声に反応して、グクの口が止まった。
『 …グク、辛いなら ヌナに言って良いんだよ…？ 』
JK「 辛くなんかっ、 」
『 じゃあ！！ 』
JK「 っ、 」
初めて聞く私の怒鳴り声に体をびくつかせたグク。
…でも、
『 ……じゃあさ、 』
グクは、
『 なんで、私を連れてきたの…？ 』
JK「 っ、それ、は… 」
『 辛いからじゃないの？ 』
一人じゃ抱えきれないからじゃないの？
『 ＿＿独りで、泣きたくないからじゃないの…？ 』
私の一言で線が切れたのか、
グクは子供みたいに泣き出した。
JK「 、っ… ぅ、あ… うぅぅっ…、 」
泣きじゃくるグクを優しく抱き締めると、
同じようにグクも抱き締め返してくる。
さっきまでの大人びていた雰囲気が嘘みたいで、
無理してたんだ、って 気付かされた。
JK「 ぬ、なっ、 僕 辛いっ…
まだ、っ好きだよ ハニヌナのことっ…
好きでいるの、って… つら、いっ…… 」
苦しそうに呟くグクに、胸を締め付けられる。
私も、同じだ。
好きな人に愛してもらえない。
その人には 好きな人がいる。
好きでいるのが、辛い。
何から何までそっくりで、
気付かない間に、グクを私と照らせ会わせていた。
さっきまで心地よかった風が、妙に冷たく感じられた。
風にのって葉が舞い落ちた。
その葉で、小さな 小さな
船をつくった。
『 グク、 この船にかけてみない…？ 』
JK「 船…に、？ 」
『 そう。
もし、グクが ハニさんのことをきっぱりと諦めるなら
この船を川に流すの。 』
そして＿
『 諦められないなら、この船は流しちゃダメ。
＿＿絶対に。 』
船を受け取ったグクは、
その船を見て
少し微笑んだ。
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namaminn - Qz.さん» てぎ！てぎてぎ！！笑笑namaminnも大好きですよ笑笑てか、サイン会行きたいんですけど、、。笑どーやったらいけるんですかー？笑笑 (2018年2月27日 20時) (
レス) id: 568c1b30cf (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - ぐぅたんさん» うううう、 今すぐヌナをハッピーエンドにしてあげたいぃ…(泣)← もうしばしお待ちを( ﾉ_ _)ﾉ (2018年2月25日 7時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅたん - うううう、胸が痛いぃTTこの微妙な関係にむずむずする (2018年2月25日 0時) (レス) id: 0f10f01c20 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - メロンさん» 申し訳ございません。不具合でYouTubeが開けなくなり、iKONの事が調べられず、小説が書けないんです…。 本当に申し訳ございません…。 (2018年2月24日 22時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - namaminnさん» テテ・ユンギよりのオルペンです！！ テギのペアが大好きなんです！← (2018年2月24日 22時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Qz.
| 作成日時：2017年11月12日 16時
