反日嫌いの私 と 反日少年団 ２

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ハオンヌナの家に来てから



＿＿何日たったっけ…






窓１つすらないこの部屋に時計なんか無くて。



一人で鎖の音をｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ響かせてドアの方まで歩いていく。



ｶﾞﾁｬ



「ｯ…？」



いつもなら閉まってるドアの鍵は、開いていた。


…かけ忘れたのかなぁ…








そう言えば…



何日も外の空気吸ってないな…









外、





一回くらい出ても良いよね…？


ハオンヌナ、僕のこと愛してくれてる



ちょっとくらい許してくれるよね？







僕は部屋から出て、一歩踏み出し…



HO「どこ行くの？」


「ヌ…ナ」



ﾊﾟｼﾝｯ





「＿ｯ…」


頬に熱い痛みが走る。

ﾊﾟｼﾝｯ ﾊﾞｼｯ


HO「…んで…なんで…！」


ヌナは、泣きながら僕を叩いてる。



僕、ヌナの事泣かせちゃった…







「ヌナｯ…ヌ…ナ み あ、 …ミアネｯ…」



ヌナに捨てられちゃったら 生きていけない…



HO「どうせ、逃げようとしたんでしょ！？」


違う…


「違うよ ヌナｯ…」


HO「嘘つきｯ…！！」




ﾊﾞｼｯ ｶﾞｯ!!!!



「ヌナｯ…」




ミアネ ヌナ…








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





HO「A…ｯ」


「…ぬ な……？」


目を開けると 涙で顔を濡らしたヌナがいた。



HO「ミ ア…ネｯ…」

ｷﾞｭｯ…





「ヌナ…」





「泣かないで…」



僕は もういいから。


全然 大丈夫だから。


だから、ねぇヌナ









「笑って？」





HO「ｯ…A…！」


僕は傷だらけで、とてもじゃないけど


アイドルとは言えなかった。





＿でも 良いよ






「ヌナ… 捨てないで…」

HO「捨てない…ｯ！ 愛してるわｯ…A…」







ヌナが









愛してくれるから。

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