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ハプニング発生 ページ20

8月8日午後1時。無事にロサンゼルス空港へ到着しまして、ここからまた乗り継いでラスベガスへと。



「ロス久々だ〜」

「たぶんね、なんかあるよ。覚悟してね葵郁」

「え、」

「税関でひっかかるんですよ、僕!」

「なんで(笑)」



案の定引っかかってたたかくんを笑いつつ。ほんとなんでこんな色んなこと起こるの(笑)



「お疲れさまで〜す」



そして、午後3時。先に現地へ行ってたスタッフさんと合流。なんか、ほんとやっとって感じ。



「あははは!何ですか会って早々お疲れ様って(笑)」

「いやほんと無事について良かったです!(笑)」



いや、本当ね。それ。まだ行きだけですけど、色々ありましたもん。



「宮津さん大変だったでしょ?(笑)」

「まぁ(笑)でも笑えたのでいいです」

「葵郁、本気で笑ってたよな」



だって笑えるんだもん、たかくん。ひとしきり笑ったところで本題に。何する?なんて……あれ?決まってないんですか?



「やりたいこと全部やろう!」



え、じゃあ……と2人で行きたいところやりたいことをあげていく。



「なんだっけ、アーケードが綺麗なところ行きたい」

「プール行きたい」

「買い物したい」

「俺ショーみたい」

「ショー!?ショー見たい!!」



それからとりあえずホテルへ向かうことに。ホテルはとっても有名なあそこ。色んな施設と併設してたり、ホテル前の噴水ショーは世界中に知られてる。



「とりあえず………」

「「お腹へりました」」



ホテルへきて、まずは……腹ごしらえ。というところで荷物置いて着替えてご飯行くことになったけど。



「え、待って……」



慌ててるスタッフさん。何やらハプニング発生なようです。



「すみません!葵郁ちゃんの部屋取れてない…かもしれないです」



なんと、私が付いていくことは急遽決まったからおさえられてないかもとのこと。確認してみれば、スタッフさんたちの部屋とたかくんの部屋のみらしく。今からおさえるのも難しいとのこと。



「本当にすみません!!」

「別に誰かと同室でも大丈夫ですよ?」



謝ってくるスタッフさんに、大丈夫ですよ〜というと、そのスタッフさんはさらに申し訳なさそうな顔をして、こういった。



「実は…私たちスタッフは2人組で2人部屋に泊まってるので、余ってるのが西島さんの部屋しかなくて…」



え、まじか。

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作者名:アオイ | 作成日時:2016年10月28日 1時

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