good day ＊season3 (ページ18)

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むちゃぶりページ18

「お疲れ様ですー」

って、マネージャーが迎えに来てくれてた車に乗り込めば。

「あ、葵郁」

「たかくんもだったんだ。おつかれー」

にっしーこと、たかくんが乗ってて。個人の仕事の帰りでも乗り合わせで帰ったり、次の仕事場に行くことはよくある話。

「葵郁は今日なんだったの？」

「んーファッション誌の私服企画だよ。１週間着回し」

「おーすげぇ」

「たかくんは？」

「俺はね……」

仕事の話とか、なんでもない他愛のない話をしてれば急に車内の照明がついて。

「わ、急に明るくなった(笑)」

「え、カメラ？」

「え！？」

え？え？って。ちょっとびっくりなのと、ハテナマークが飛ぶ。

「え、そのカメラ回ってます？」

「はい、回ってます」

何がなんだか分からないまま。たかくんと２人顔を見合わせて、マネージャーの小川ちゃんの顔を見る。

「今から空港へ向かいます」

「「え？？」」

………なにそのドッキリ。

「え、今から？いくの？」

「そうです」

「…なんも準備してないけど」

小川ちゃんととたかくんが話してるのを聞いてるけどチンプンカンプンで。え、ほんとなに？

「葵郁ちゃんは着替えはあるよね」

「あ、はい」

「え、葵郁は知ってるの？」

「なにが？」

車のトランクには約１週間分の着替えがはいったスーツケースが乗ってるけど。それしか、ないよ？

「え、ほんとどういうこと？」

「なんか、ソロ？の、夏休み的な企画でどっか行くってことしか俺聞いてない」

「え、それ私も？なの？」

「さぁ？」

２人で顔を見合わせていれば、

「今から一瞬お２人の家に寄るので、15分で準備していただいて、空港へ向かいます」

「…え？何時の便なの？」

「…(深夜)0時半」

ふたりで時計をみて。

「……ヤバイやん、ふは」

私も行くこと決定なんですね！！(笑)
いったいなんていう鬼マネージャー！！(笑)

「ねぇ、小川ちゃん！どこいくの？」

「ヒミツです」

「せめて何泊するかくらい教えてよ！」

「ヒミツですよ(笑)」

頑なに教えてくれない小川ちゃん。ねぇ、楽しそうだけど教えてくれなきゃ準備できない！！(笑)

:

ずっとこの企画を書きたくてウズウズしてたのです！(笑)

西島くんと主人公ちゃんの関係が………ふふふ、何かあるかもですね(笑)

何があるかは私にもわかりません(笑)
いやちゃんと考えてますけどね！！

長くなりそうですがお付き合いくださーい。