▼ 與side ページ25
あれから酒片手に騒ぎまくって。(俺仕事やから飲めへんのに!)寝たのは結局のところ朝方。必然とにっしーも葵郁も泊まり。ベッドを葵郁に譲って、にっしーと男2人で雑魚寝。
俺はほんのひと眠りして、出てきたけど。
「どうかしたの?」
「いま家ににっしーと葵郁泊まってんけどまだ寝てるっぽくてなー」
「また遊んでたの?ほんと仲いいよね3人って(笑)」
飽きないねーなんて言うてる千晃。そう、今日は俺と千晃で雑誌のお仕事。
「まぁな、」
たかみやじろってコンビ名みたいに言われとるのも知ってるし、自分たちでもいうことは増えてきて。そういうに言われて、実はマンザラでもなかったり。にっしーとか居る前では絶対言わんけどな(笑)
「真ちゃんって、結構ツンデレだよね」
「え?」
「だってさ。本人いる前だと塩対応だけど、居ないところとかじゃ甘々デレデレなときあるじゃん」
って。そんなことないわーと言っといたけど。嫌いじゃないし、むしろそうだったら泊めたりとかせぇへんし。
「おつかれさまでーす」
って、早々に現場をあとにして帰宅すれば玄関にはまだ2人の靴があって。それをみてちょっと嬉しくなる自分が居ったりするねんな。
「あ、真ちゃんおかえりー!」
迎えてくれたのはテレビを見ていたらしい葵郁。あれ、にっしーは?なんて思ってれば。
「おう!真司郎おつかれ〜ヘイ!」
「テンションたっか」
キッチンからひょこっと顔を出すにっしー。借りてるぞ〜なんて言ってるけど。
「え、にっしーが料理!?」
「うん、今日たかくんが作ってくれるって」
なんて、冷静な葵郁だけど。俺は気が気じゃない。え、にっしーって料理できたん?食えるん?って。俺と一緒でそのへんは無理って思ってたんに。
「西子だって料理くらいできるもん!」
「ほんまキモイわ!へんなもんいれんといてや〜」
とかふざけてたんやけど、出てきたの見た目も匂いも完璧なうまそうな野菜スープと諸々。マジか。マジか。
「………うまい」
「だろ?」
得意気に言ってくる顔にちょっとむかついたけど。いやぁ、見直した。ちょっとだけな。ほんと、そのあたりはからっきしだと思ってたから。
「葵郁に教えてもらったかいあった〜!」
「葵郁、俺にも料理教えて」
「何急に(笑)いいけど(笑)」
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隆弘 - 誰が言ってるかどうかわかりやすいように一番最初に西「あ」みたいにして欲しいです (2021年12月30日 23時) (レス) @page50 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ちなつさん» ちなつさん。ありがとうございます!!とても嬉しいです!! (2016年10月27日 18時) (レス) id: 3a4d04a186 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 弥生さん» 弥生さん。遅くなり申し訳ございません。ありがとうございます!! (2016年10月27日 18時) (レス) id: 3a4d04a186 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2016年10月24日 11時) (レス) id: 0960116b24 (このIDを非表示/違反報告)
弥生 - とっても読みやすくていいです!更新楽しみにしています((((((*'ω'*≡*'ω'*≡*'ω'*))))) (2016年6月20日 2時) (レス) id: a322df72cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオイ | 作成日時:2016年4月20日 8時