D機関のお酒事情について。

指先が帯びた熱は冷めにくくて ページ5

トントン←包丁の音

『(あとはおつまみ作ってー)』

トントン

『(冷酒足りるかな？みなさんかなり呑むからなあ…)』

トントン

『(そうだ締めのお茶漬けも下準備しなきゃ！ご飯研ごう)』

「小鳥遊、焼酎あるか？」

『あ！福本さん！芋ならさっき買い足して…』

ザクッ

『痛っ…！！(うわ、切っちゃった)』

「どうかしたのか」

『あ、大丈夫です！ちょっと切ってしまっただけなので』

「見せてみろ」

『や…本当に』

「化膿したりしたら大変だ」

『(なんだろこのお母さんのような威圧感…)はい』

「(じー)」

『あはは、こんなのほっとけばおけば治ります』

「ちょっと我慢してろ(ぱくっ)」

『！？』

「(ぺろり)」

『う、(えええ！)』

「痛かったか？すまんな。」

『いえっ(な、舐め…！？)』

「よし、これでいいぞ」←絆創膏貼った

『あ、ありがとうございます(正直もうそれどころじゃない！)』

「あとは俺がやっておくから、向こうでみんなと飲めばいい」

『(どきどき)はい』

「大丈夫か、顔が赤いぞ？熱でもあるのか？」

ぺたっ←おでこ触る

『(うあああ！)大丈夫です！すみません、福本さん後お願いします！(ぴゅんっ)』

「ああ…(逃げられた)」



指先が帯びた熱は冷めにくくて(福本)



『誰か！お酒下さい！！』

田崎「梅酒でいいかな？」

『ありがとうございます！(ぐびぐびぐび)』

田「お、いい飲みっぷり」

『(ぐわん)うあ、(やばい、一気に飲んだから…)』

波多野「あれ、福本は？(焼酎頼んだんだけど)ん？指どうかしたのか？」

『…あ〜、これ、福本さんに舐められたんです(へにゃ)』

波「は？！(どういう…！？)」

田「…おい誰か福本連れてこい。問い詰めたい事がある(真顔)」



＊＊＊



福本もザルですよね、きっと。何二番煎じか分からないこのネタですが、彼は何考えてるのかいまいち分からないのでこんなことがあったらびっくりするだろうなーという妄想から！そして結局お酒に飲まれたのはヒロインちゃんでした…黙ってられればよかったのにね(笑)

ブルーレイボックスが発売になりましたね。日下部は金欠なのでお預け組です(ヨルみたいよお…)

ご覧いただきありがとうございました！

仰せのままに、お姫様→←ヒーローは遅れて登場するって相場が決まってるからさ（2）

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