D機関のお酒事情について。

まつげの雫がぽたりと落ちた（2） ページ26

「どういうつもりですか？」

『(どういうつもりって…)す、みません。でも、風邪、引いてしまいますから…(あなたが色っぽすぎるから気を紛らわせるために、なんて口が裂けても言えない！)』

「(むっ)…これくらい自分で出来ます」

しゅるしゅる、ぷちぷち←ワイシャツボタン

『…！(首元、色気がさっきの比じゃない！)まって、待ってください！！』

「(ため息)…なんです？あなたが脱げと言ったんでしょう？(じろり)」

『う、そうですが…(なんか、やっぱり)三好さん、怒ってますか？』

「…別に(ふいっ)」

『(目、そらされちゃった)私、なにか気に触る事、してしまいましたか？(しゅん)』

「(またすぐそういう顔を)…全く小鳥遊さんは」

するり

『(びくっ)』

「一体何人に触れさせれば気がすむんです？」

『え、…と？』

「田崎に、したんでしょう？」

『…！あ、あれは！気が動転していて…！』

「…僕がどれだけ我慢しているか、知りもしないで」

『え？』

つ…

『…っ』

「唇へのキスは他とは比べものにならないのに」

ぽたっ

『(近…っ)み、三好さん！』

「もう黙って」

くい

『ぅ、〜っ(ぎゅっ←目を瞑る)』

「…」

『…？、』

「…くしゅんっ」

『(ぱちっ)』

「…(ずびっ)」

『わ、私！お風呂沸かしてきますねっ！！』

ぱたぱたぱた

『(ばくばく)(し、心臓が…！本当に、しちゃうかと思った…！！)』

「(嫉妬なんて、僕らしくない)」



まつげの雫がぽたりと落ちた(三好)



田崎「三好の前では言えないけどな」

甘利「ん〜？」

田「彼女からは頬にだった」

甘「うっそ、え？そしたら…」

田「そうだよ、俺が我慢出来なかったんだ」

甘「やるねーでもそれ、バレたら相当やばいやつじゃない？(なんだよ、俺も頂いちゃえばよかったかな〜)」

田「だよな(サー…)」

甘「まあそういう事もあるよね〜(ばれるの時間の問題だと思うけど)」



＊＊＊


させたかった…！させたくて3日ほど悩んだんですが無理でした…悩みすぎて寿命が縮んだ気が← 外で田崎の話を聞き、もやもやして雨の中走ってきた…という設定です。(神永は波多野実井に制裁を受けてましたが、合意の上なら別)ずぶ濡れの三好、皆さんお好きなようで！私だけじゃなかったのだと、安心しております(笑)いやほんと、あのルックスで髪の毛やらなんやらが濡れてたらそれこそもはや(文字数←)
お読み頂きありがとうございました！

だめなものはダメなんです！（1）→←まつげの雫がぽたりと落ちた（1）

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