story29 ページ30
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大阪に職場を移してから早数ヶ月。
不思議なくらいにスムーズに進む代わり、
疲労感は相応のものだった。
そんな中での癒しは、やはり龍昇との電話。
私が恋したその声は、どんなストレスも流し去ってくれた。
大好きなその声を聞くたびに、全てどうでも良くなってきて、ふわふわと雲の上のような気持ちになる。
実際に会えたら、な。
それは流石に我儘だ、と我慢して、仕事が成功するまでしばらくは会えないな…と、
そう、思っていた。
少しずつ気温が下がってきた或秋の日の夜。
いつも通り帰宅路を歩いていると、公園に人影があった。
こんな夜中に大人の人影？と、少しだけ事件の匂いもしたけど、
否。
それは、私が愛した人影。
「龍昇！」
道端で二人抱き合って、お互いの寂しさを埋め合った。
「よかったじゃん、たなっち…あ、どうも。畑の、えっと…やふへゐ先生、です。」
「あ、龍昇とお付き合いしてます。AAです。ようへいさんや、他のみなさんの事は動画で何度も拝見させて頂いています。」
動画で見るより、ずっと顔が整っている。
やっぱり、画面越しで人を見るよりも、実際に見た方が良かったりするんだろうか。
けど、人見知り、なのかな。
やけに言葉が詰まっていた。
それよりもー
「龍昇、なんで来たの？お仕事？」
「うん。はじめさんのお仕事に付いてきた。畑のみんなも一緒に。」
「へぇー！」
取り敢えず、私の為だけに来たのでは無いと聞いて、一安心した。
私と会う為だけに来るなんて、忙しい筈なのに迷惑になってしまうから。
お仕事で来たのなら、安心。
「あ、龍昇何処に泊まるの？」
「え、そこのホテルに。」
「そっか！良かったぁ。うちに龍昇泊める事になったらヤバかったから…」
その後も少しだけようへいさんも含め、三人で話をした。
二人ともお話上手だったから、とても聞いていて面白かった。
「あ、そうだA。明後日、空けといてくれない？」
「分かった。何かあるの？」
「まあ、色々。集合場所とかはまた伝える。」
そこで二人とはバイバイをした。
何より、会えた事が嬉しくて。
また貴方が、好きになる。
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So-mei.(プロフ) - Daaaさん» 返信遅れてすいません！私も…書きながらたなっちとの子ども欲しいなぁと思いました(( ありがとうございますー！褒められて伸びるタイプなので嬉しいです笑 また御縁がありましたらよろしくお願い致します！ (2020年8月29日 18時) (
レス) id: f49ce891b4 (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - 遅くなりましたがご完結おめでとうございました！！最後たなっちくんとのお子さん...想像....妄想するだけでドキがムネムネ...(こら)短編と違って長編は本当に難しいですよね、その中で素敵な作品を作り上げたSo-mei.さん、とても素敵です。お疲れ様でした(^^) (2020年8月26日 6時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
So-mei. - Daaaさん» えっ、寧ろこんなのを勉強して大丈夫ですか？こちらこそ勉強させて頂いてます((素敵な表現、もしかしたらお借りするかもしれませんが…その様なことが無い様に気を付けます！こちらこそよろしくお願い致します^^ (2020年7月6日 20時) (レス) id: 5021305aba (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - So-mei.さん» とても読みやすくて私も凄く勉強になりました...(勝手に勉強させて頂いて申し訳ない...)こちらこそ本当に感謝しかございません、今後とも宜しくお願い致します(^^) (2020年7月5日 19時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
So-mei. - Daaaさん» ええええ！？あっ、ちょっと待って下さいね？心の準備が…。え、え？ヤバ…。あの、こちらこそ、ありがとうございます。なんか、こんな妄想に塗れた汚い作品読んでもらってありがとうございます…。ブラマジも見てくださってるんですね…！本当感謝。なんかすいません… (2020年7月5日 14時) (レス) id: 5021305aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：So-mei. | 作成日時：2020年6月26日 18時
