[hjdi] 口づけ_* ページ17
だいち視点
「だいちくん！」
此方に駆け寄ってきたのは はじめ。
さっきまでスマホをいじっていたし
…何か見つけたのかな
「どしたー？」
そう聞きながら、はじめに目を向ける。
えっと暴れたのか？この人
髪にはゴミがついていて、
やれやれ、と思う。
仕方がないからゴミをとってあげる。
「え？何々？
あっ、ごみ？
撫でてくれるんかと思ったぁ」
さっさと本題に入れ。
「あ、えとね、だいちくんと
むふふなことしたいなぁ
って思って、テキトーにスマホ見てたらね」
ん？今なんて…
考える暇も与えずにはじめは続ける。
「あのだいちくんの大好きな、舌の ちゅー！
あれ、耳塞いでやると凄いんだって！
したいしたいしたい！！
だいちくんとしたい！！
凄いちゅーしたい！！」
何言ってんの…
「舌のやつ苦手だからやだ
好きとか言ったことないし
もー、うるさい…声でかい！」
駄々をこねながら
じりじりと距離を詰めてくるはじめに
必死に抵抗する。
「いやだいちくん好きよ？
あのちゅーしたら、だいちくん
げーんきになるんよ〜？」
ニヤリと口角をあげるはじめ。
「でも俺は
優しいはじめのが好きだし！
優しいキスのが好きだし！」
なんて口走る。
ばかじゃん俺。
「何それかわい」
真顔でそういわれる。
…恥ずかしすぎる。
「…まぁでも、ちゅーはするけどね〜」
はじめの大きな手が俺の頭を包む。
耳を塞がれ、唇が重なった。
間もなく、舌が口の中に入ってきた。
「ん…んぅ…ぁ、」
舌の絡む音が頭の中に響く。
はじめはキスが上手い。
抵抗する術がない程。
でも、対抗できるなにかがあるはず。
回らない頭で必死に思考した。
俺は手を上げ、はじめの耳を塞いだ。
それから、精一杯
はじめが気持ちよくなるよう
舌を動かした。
するとはじめは
『もっとして』
と言わんばかりに、更に深く口づけをした。
俺ははじめでいっぱいになっていた。
少ししてお互いに苦しくなって顔を離す。
「っはぁ、…な、がい…よ」
二人とも肩で息をする。
「…だいちくんが可愛すぎるんだもん」
へらり、とはじめは目を細める。
また俺たちは手を絡ませて顔を近づける。
今度は抵抗することなく、キスを受け入れた。
「ほら、素直になった
だいちくんの大好きなちゅーで」
怒る気力はなかった。
ただただ今は、はじめが欲しいみたい。
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ちぃ(プロフ) - はじめまして。そして完結&お誕生日おめでとうございます…！更新されるの毎日ワクワクしながら読ませて頂きました…！全部大好きです！！続編全力でお待ちしております！本日はステキな1日になりますように！ (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 855d50c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - いつも楽しみに更新を待ってました(*´ω｀*)そして！お誕生日おめでとうございます！短編集にたなとま多く取り入れようかな…笑 続編待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: d70a483de9 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今まで更新ありがとうございました！そしてお誕生日おめでとうございます！素敵な一日になりますように…！絶対はじだい小説描きますので！続編を待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: 0a2930288c (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 玉ねぎさん» 素敵なリクありがとうございました！ヤンデレ書くの下手なのですが…喜んでいただけて嬉しいです！また書きますね！これからもどうぞ宜しくお願いします〜！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - あやさん» 本当ですか！？嬉しいです！はい！ありがとうございます！いつでもお待ちしております！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび | 作成日時：2019年7月1日 2時
