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はじめside
ゆゆ
『遠くで暮らさなきゃいけないほど、
夢ってそんなに、大事なのかなぁっ……?
この寂しさ我慢しなきゃいけないほど、
夢はまだまだ未来なの……?』
あの時実は起きてた。
待ってて欲しいとか、こっちにおいで
なんて言えない俺はまだ夢とゆゆ、どっちを選ぶか迷ってる。
俺は酷い彼氏だ。
少し時間が経ってから起きた。
ゆゆ
『……あ、おはよ。
調子はどう?まだしんどい?』
「さっきよりかはましになった!」
ゆゆ
『良かった!
あ、これ。持ってきたんだけど……』
渡されたのは黒と白の縞模様の種。
「……ひまわり?」
ゆゆ
『うん、育てるの難しいけど花が咲くと
太陽の方を向いて咲くの。
だから、はじめくんも夢にまっすぐ向かえるかなって思って。』
……ってことは、、
ゆゆ
『はじめくんの夢、叶うまで私待ってるから。
がんばれー!!!』
俺はなんていい彼女を持ったんだろう。
俺には勿体ないくらいいい彼女だ。
「ありがとう、!!
……今めっちゃ抱きしめてキスしたいけど
風邪、伝染っちゃうからね、」
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ゆずれもん - トマトクンの嫉妬がみたいです (2019年7月29日 15時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2019年6月29日 12時