畑 ' s 短編集 3 (ページ36)

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ゆゆside

あまり無理させちゃいけないと思って

直ぐに寝かせた。

1分も経たないで

はじめ
「……ｽｰｯｽｰｯ」

寝息が聞こえてくる。

『疲れてたんだね。』

それにしても物が多くて散らかってるなぁ、、

ん？

" はじめの書 " ？

開けてみるとそこには

" お弁当混ぜてみる！

たてめんの周りにタピオカ撒く！
あ、宇宙人でもやりたいな！！

ダメージ200万受けてみる！ "

とか他もいっぱいのネタが書いてあった。

すごい努力。

寝てるはじめくんの横に座る。

『遠くで暮らさなきゃいけないほど、

夢ってそんなに、大事なのかなぁ……？

この寂しさ我慢しなきゃいけないほど、

夢はまだまだ未来なの……？』

ごめんね、わがままな彼女で……

はじめくんとずっと一緒にいたいし1番近くで支えたい。

こうやって、風邪だったり何かあった時に

すぐ来てあげられないのがすごく悔しいの……

空も私の心も曇り模様。

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