畑 ' s 短 編 集 3

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ゆゆside



だいちが来てから30分。




もう、べろべろで。





目を離すと何しだすかわかんないから

ずっと見てるけど……




座った目

赤い頬

緩みっぱなしの口角




全部かわいくて、全部かっこいい。







だいちぃ
「うへへぇ〜、ごろーん」




そう言ってソファに寝転ぶだいち。





『寝るんだったらお布団敷いてあげる……


って、寝たじゃん(笑)』






しょーがない。




ブランケットを掛けてあげて


寝顔をじーっと見る。





ちゅっ。





だいちぃ
「へへっ、ゆゆちゃんかわいね？」





？





ん？





キスされたね、……





はぁっ？！？！？！





現実が受け止められなすぎて

寝室に走る。






『……酔っ払ってキスして寝るなんて


ずるいじゃん……』





ただ酔っ払ってただけだよね？


うんうん、そうだよ、



たぶん、そうだよね……？





このまま考えてると自惚れちゃいそう……





私ももう寝る！！！





片付けも程々に


その事を考えるのが嫌になったから




それから寝た。




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