紙一重 knsk ページ41
.
.
ゆゆside
私はけんすけと付き合ってる、
この状況がただ、続けばいいなって。
そう思うのに。
彼は私が苦手なサプライズをしてくるから……
そういう所が嫌いなの。
けんすけ
「ゆゆ、今日2年記念日だから、
……はい。」
けんすけが照れながら渡してくれた手紙。
こういうのが苦手なんだ。
封筒には3枚の紙。
思い出や感謝、これからのことが
けんすけの字で書かれていた。
これからなんて…
ずっと何も無く、2人でいれたらいいなって。
そう思うだけ。
なんで変化を求めようとするの？
なんで前に進もうとするの？
なんで……
今のままじゃダメなの？
『ねぇ、ちょっと話いい？』
けんすけ
「うん、なに？」
彼の袖を引っ張って、彼の家の前の道路に出る。
『大嫌い……』
彼がいない方向に向かって歩く。
これで良かったんだ。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月 - たなっちの引っ越しちゃうやつの続きが見たいです。できたらでいいのでお願いします！ (2020年3月25日 22時) (
レス) id: 8f18ea8c59 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月10日 22時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年6月10日 22時
