畑 ' s 短 編 集 2

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ゆゆside





けんすけが


雰囲気も大事だから！！！



っていうからたこ焼き屋さんに来た。







けんすけ
「あつっ……うまぁ……」





『お昼、あたしのハムサンド食べたやん……』





けんすけ
「で！！早く関西弁教えて？」




『じゃあ、標準語でなんか言って？

それを関西弁になおすから』





けんすけ
「じゃあ……嫌！」





『" 嫌や " とか " ええ " やな』





けんすけ
「ほぉ……油揚げは？(笑)」





『おあげさんやな(笑)』





けんすけ
「……好きは？」





『普通に好きやでやな』





けんすけ
「もう1回言って」





は？


何考えてるん、けんすけは





『好きやで。』




けんすけ
「……俺も」





え？どういうこと？





『何言うてるん(笑)』




けんすけ
「俺、ゆゆのこと好きや。



だから付き合うてくれへん？」





なんやの、けんすけは……





「いっちょ前に関西弁、上手なりおって。」




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