畑 ' s 短 編 集 2

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ゆゆside





トークコーナーが終わりライブも終盤戦。



コールがしやすい曲やデビュー当時の曲が増えて他のお客さんの熱も上がる。




" みなさーーん！！

プレゼントのお時間ですよぉー！！ "





サインが書かれたボールやタオルがなげられる。




だから後ろからファンの人にいっぱい押されるわけで。






『わっ……！！！』





倒れちゃう……！





ﾎﾟｽｯ





たなっち
「大丈夫？」




『っ……うん。』






見た目以上に逞しい腕に広い身体。



いつもは友達だから、こんな男らしい姿を見るのは初めてで。




ﾄﾞｷﾄﾞｷが止まらない。







たなっち
「ほんとに大丈夫？

足、挫いたりしてない？」






『大丈夫大丈夫！

気にしないで、ライブ楽しもっ！』






だまって頷いてまたステージを見るたなっちさん。





ステージで踊る大好きな人はキラキラしててずっと見ていたい。









たなっち
「やっぱり、心配。

出よ。」




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