sunshine -サンシャイン- (ページ6)

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5＊ページ6

あなたside

だ「ねぇねぇAのこともっと教えてよ」

唐突に話を振ってきただいちくん

『唐突に振られても…わかんない…』

だ「あ、じゃああれは？
学生時代とか、家族の話とか…」

家族…学生時代…

『私…』

声を発するとみんな一斉に見てくる
ジュースを持つ手が震える

『私、片親で…
父親は中学生の時位から
すごい暴力とか振ってくるようになって…
それで…離婚して…

あと中学生時代にそれで
なんか…いじめというか…そういうの受けたり
付き合ってた彼と…色々あったりとかで…

入った会社もブラックだったし
全然いいことなくて…

実は人が多いところとか…男性とか
少し…少し苦手で…

でも…でも、皆さんの雰囲気というか
空気感は全然居て苦じゃなくて…だから…』

言葉をつまらせながら
目に涙をためながら話す

すると隣に座ってただいちくんが
抱きしめてきた

『え…っ』

だ「ごめんこんなこと聞いて。
俺が悪かった…その…ごめん」

そこにどんどんひとが抱きつき始めて

は「大丈夫。俺らが守るよ。大丈夫」

って言ってみんなが抱きしめてくれた。
…私、ひとりじゃないんだ。
もう1人じゃない。