47＊ ページ48
はじめんside
？「あの…
江田さん………ですよね？」
は「はい…そうですけど…
どちら様で…」
？「Aの…坂本Aの母です…」
早歩きで来たのか、走ってきたのか
わからないけど、息が上がっていた
は「Aさんと一緒に働いています
江田元です」
凸「縄稚哲也です」
A母「仕事もあり来るのが遅くなってしまって…また東京に戻らなきゃ行けないので…
きっと私はあの子に恨まれています
親らしいこと何もしてあげられなくて…
自分の事を押し付けて
あの子にやらせようとしていた時期もありました
だから手術の連絡も業務連絡みたいに
すごくあっさり切り出されて
信頼されてないとも思っていました
あの子の友達から、江田さんの所で
すごく楽しそうに働いていると聞いて
本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございます」
そう言って深深と頭を下げる
は「いやいや…頭を上げてください
お…私たち自身もAさんのおかげで
毎日楽しいので…」
A母「これからも…
あの子をよろしくお願いします…」
そう言って頭を下げて去っていく。
それからてつやと無言の時間が続いて
お互い声を出さない。
ずっとAの事を考えていた。
Aがいないと
本当にダメなんだなって…
するとパッと手術室の電気が消え、ドアが開いた
は「…！！ Aっ」
そこにはいつも俺の横で
編集しながら寝落ちしてる時と同じ
Aがいた。
手術は成功。
でも、全然寝れていなかったようだから
もしかしたら麻酔が切れても
1日は起きないかもと言われた。
病室に見送ったあと
俺はみんなに電話して状況を伝え
HAPに戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小春愛莉 | 作成日時：2020年8月23日 12時
