Chapter０６ ページ6
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確かに、そこには、ようへいが、居て。
思考が、完全に、止まった。
多分それは、ようへいも一緒で。
お互い、どうしていいか分からず、多分ラーメンの事なんてすっかり忘れてる。
「....えっと、とりあえず、外出ません？」
「賛成、ほら、ようへいくん。食べ終わってるし、出ましょう。......あの、すみません、一緒に来て頂く事、出来ますか？」
ようへいの隣に座っていた、背の高い人と、その人より低い人。
....あ、え....、？
見た事、ある............
「あの、」
『...！すっ、すみません、...分かり、ました』
色々と、頭がついていかない。
何で、どうして。
あぁ、その前にラーメン。ごめんなさい、少し残してしまった。また必ず完食しに来ます。
一気に喉を通らなくなった。それぐらい、今何が起きているのか、分からない。
でも確かに分かるのは、そこに、ようへいが居る、と言うのと、確かにあの頃、ようへいが愉快そうに画面越しに見てた、あの人。
あの人も、居る、と言うこと。
ーーー
ーー
3人の後ろを、とりあえずついて歩く。
正直本当にどうしたらいいか分かんなくて、だって、前を歩く3人も、一言も話してなくて。
私、ほんと、何してんだろうって。
暫く歩くと、少し広い公園みたいな場所に着いた。夜だからか、人通りも少ない。
何か、話さなきゃ、そう思った時。
ずっと下を向いてたようへいが、私に顔を向けた。
「...久し、ぶり。...何で、静岡におるん？」
『...この春から、静岡に転勤になった、から』
「...そう、なん」
久しぶりだからなのか、ただ、気まずいだけなの、か。
お互い、どうしたらいいか分かってないから、とても辿々しく、なってしまう。私だって、驚いているんだよ。まさか、ようへいに、此処で会うなんて。そんな事、思ってもみなかった。
....前髪、短いなぁ、何て言ったら、怒るかな。
静寂が流れる。
痺れを切らしたのか、あの人が、少し控えめに、声を発した。
「えっと、ようへいくんの、幼馴染みさん、ですよね！ようへいくんから聞いた事あって。すみません、咄嗟に声掛けてしまって、」
『あ、いえ、そんな....謝らないで下さい。えっと、あの.....ちょっと、状況が読めなくて......��はじめしゃちょー��さん、ですよね......？』
何故、ようへい、と。
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Daaa(プロフ) - 美聖留(ミシェル)さん» 無事に完結することが出来ました、最後までお付き合い下さりありがとうございました！次作も...何か...書けたらいいなぁ....((( (2020年6月28日 11時) (
レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
美聖留(ミシェル) - 面白かったです！！完結おめでとうございます！！次の作品も楽しみにしてます！！ (2020年6月28日 10時) (レス) id: 6e06f0e7f6 (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - So-mei.さん» コメントありがとうございます！！わあああ...嬉しい...読むに読めない作品であったかと思いますが、最後までありがとうございました！次作も書けるように頑張ります！ (2020年6月27日 19時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
So-mei. - 初コメ失礼します…最初から読ませて頂いてて、本当一言一句の言葉遣いが素敵で、心に残りました！またDaaaさんが作品を作ることになったら是非読みたいです！最後に、素敵な作品ありがとうございました！応援しています！ (2020年6月27日 12時) (レス) id: 5021305aba (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - youtubeさん» わああ、そんな嬉しいご感想...本当にありがとうございます！リアルにきっとようへいくんなら背中押すんだろうなぁ...と(泣)何とか完結できて良かったです！ありがとうございました！ (2020年6月26日 21時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Daaa | 作成日時：2020年6月12日 15時
