Chapter２１ ページ21
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あの日から、あいつから連絡が来る事は無くて、勿論、会う事も無かった。
あの瞬間、最低だけど、心が少し救われた気がした。でも、それと同時に。もう、Aには��会えない��んじゃないかって。何処かでそう思って、何だか泣きそうになった。
それは、やっぱり当たってて。
あの日1ヶ月ぶりに会ったのに、あの日を最後に、2ヶ月が経過していた。
連絡したい。
会いたい。
Aに会いたい、のに。
連絡するのが、怖くて。もしかしたら、って。
その先を知るのが、怖くて。
俺って、こんなにビビリだったのか、と。もしかしたら、7年も行動に移せなかったのは、結局はフラれるのが怖くて。ビビってて。きっと、そうなのだと思う。
そんな、毎日どうしたら良いか分からない日々を過ごす。
今日もいつも通り畑の撮影。いつもより時間が掛かったけど、きっとこの動画はめちゃくちゃ面白い物になると思う。編集はテツヤ。後は任せたよテツぽん。
時刻は21時30分。
みんなはとっくの昔に帰宅している。でも俺は編集がなかなか終わらんくて、自宅でやるよりHAPでした方が捗るから、居残りで編集している。あんまり居残りは良くないんだけどね。あ、きちんとタイムカードは切ってる。勤務内に終わらせない俺が悪い。
それから暫く集中して編集。
突然、2階の玄関がガチャガチャと物音がして、それにびっくりして顔を上げる。時刻は23時30分。あれから2時間が経過していた。...集中力えげつない。
誰かが階段を上がってきて、「うわっ、びっくりした！たなっちまだ居たの！」と、寝癖を付けたはじめさんだった。
「編集終わんなくてちょっと残ってました。はじめさんはどうされたんですか」
「無理したらダメよー！おいらは気付いたら寝てて、今から編集！の、前にAirPods忘れたから取りに来た」
「...無駄に発音イイー」
「棒読みー」
俺の近くをぐるりと見て、割と近い位置にあったイヤフォンケースを手に取るはじめさん。そんな高価な物そのへんに置いてたら誰かに取られちゃうよ。俺は持ってるから大丈夫だけど。
「たなっちいつ帰るの」
「んー、もうちょっとやって帰ります」
「ほー、ならちょっと休憩してからにしよ！」
そう言って、はじめさんは俺の斜め横に座る。
「たなっち、何か悩んでるなら、お兄さんがお話聞くよ」
何処か目尻を下げたはじめさんと、目が合った。
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Daaa(プロフ) - So-mei.さん» いつもいつも本当にこちらこそありがとうございます！今作こそとんでもなく意味不明感が出ていたかと思われます...次作があればもっとまともな文章書けるよう頑張ります...！ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
So-mei. - お疲れ様でした…！今回もとても感動しましたし、感情移入してしまいました笑 やっぱり素敵な言葉選びというか、センスが光ってますよね…尊敬します…。素敵な作品ありがとうございました！ (2020年8月18日 12時) (レス) id: 5021305aba (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - ねおんさん» こちらこそありがとうございます！な、泣かせる力....そんな素晴らしい力があるかは分かりませぬが、何とか挫折せず書き終えれました...ありがとうございました！ (2020年8月18日 6時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
ねおん - また来てしもた、、。お疲れさまです、！人を泣かせる力があると知った日、、() (2020年8月17日 23時) (レス) id: 3019da5da0 (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - ねおんさん» おはようございます！コメントありがとうございます！私もたなっちくん何でこんな奴のこと好きなんだよ(真顔)って感じで....何度も挫折しそうですが何とか最後まで...頑張ります！ (2020年8月12日 6時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Daaa | 作成日時：2020年8月1日 9時
