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@Peace_wrwrd (21) ページ21

その後、我々だメンバーとの飲み会は終わり、俺は酔いを冷ますために、歩いて家まで帰ることにした。

俺が歩いて数分後。

ーーピロリンッ!

1つの通知音がなった。

shp「……大先生からや」

面倒くさそうだと思ったが、一応開いて通知を見た。

そこには、「困った事があったら、いつでも相談のってあげるで」と書いてあった。

たぶん、さっきの飲み会での、俺の好きな人の事についてだろう。

俺は「ありがとうございます」とだけ送信して、スマホをポケットにしまった。

女が大先生におちる理由はこれなんだろう。
さりげなく相手を気遣って、励ましてくれる所。
それが大先生のいい所なんだと思う。

shp「でもAさんの存在は秘密にしときたいなぁ……」

俺はため息をつきながら、家の近くにあるコンビニに立ち寄った。

簡単にカロリーが取れるカロリーメイトを数個手に取り、レジでお会計を済ませる。

時間が無い時は、カロリーメイトを毎回食べている。

俺はコンビニから一歩足を踏み出して、夜空を見上げる。
うっすらと見える月は綺麗だと思った。

shp「Aさん……」

自然と声が漏れた。

『え、』

俺はその声を聞き、ばっと前を向く。
そこには、Tシャツとスウェットショートパンツ姿のAさんがいた。

彼女は驚いたような表情をしていた。

『バレないように近づいたんですが、バレちゃいましたか』

Aさんはアハハと軽く笑った。

shp「Aさんっすか。もう暗いのに、出歩いて大丈夫なんすか?」

俺はドキドキと焦る自分を必死に隠そうと、少し冷たい声で言ってしまった。

『うぅぅ……怒ってます? ちょっと眠れなくてコンビニに来ただけですよ?』

Aさんは怒られた子供のように、肩を竦めて言った。

shp「怒ってないっすよ。ただ、親とかが心配しますよ」

『これからは気をつけます!』

Aさんは俺が怒ってないと知ると、いつものように明るい表情に戻った。

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ロナロ - コメント遅れましたm(_ _)m 本当に本名知っているんだすごい (2019年9月12日 15時) (レス) id: 1e0285c2a6 (このIDを非表示/違反報告)
青に歩く - 23歳…???兄さん… (2019年8月12日 22時) (レス) id: 94679e293b (このIDを非表示/違反報告)
真琴(プロフ) - 了解です!更新頑張ってください! (2019年8月12日 13時) (レス) id: c4efa30712 (このIDを非表示/違反報告)
カルピンチョ(プロフ) - 了解です!!更新頑張ってください!! (2019年8月12日 8時) (レス) id: d71d76540c (このIDを非表示/違反報告)
さんさん - はい!把握しました!続き待ってます!更新頑張ってください! (2019年8月11日 18時) (レス) id: e7f7174040 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薬屋ラム x他1人 | 作成日時:2019年7月9日 18時

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