第625回松野家兄弟会議 ページ30
十四松side
僕はさっきおそ松兄さんが言ったことを信じられずにいた。
『別に何にも言わないから。』
なんで兄さんは止めなかったの?
そう思ってるうちにAちゃんは出かけて行った。
ト「おそ松兄さんなんで・・・?」
チ「そうだよ、なんで止めなかったの?Aちゃんの事・・・。」
僕たちはおそ松兄さんを見た。
そしたら兄さんは鼻の下をこすりながら言った。
お「だってさ、お前らだってAちゃんが死ぬのなんて嫌だろ?」
十「そりゃそうだけど・・・。」
お「それに、俺らが引き留めたってAちゃんが困るだろ。
だったら笑って見送ったほうがいいんじゃねえの?」
カ「おそ松にしてはいいこと言うな。」
一「珍しい・・・。」
お「なんかひどくね!?」
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おそ松side
俺は分かっていた。
Aちゃんが来たあの日から。
いつかサヨナラしなくちゃいけないって。
弟達が出て行ったときみたいに。
でもあいつらは戻ってきた。
だから信じるんだ。
また、絶対にあえるって。
だから、今度こそ笑って見送る。
俺が唯一できること。それは、
一緒に笑っていられる時間を大切にすることだけだから。
お「まあいいや。じゃあ、始めるぞー。」
十「何をっすかー?」
お「Aちゃんをどう見送るかの会議だよ!」
弟達がうなずいた。
お「これからっ、第625回松野家兄弟会議を始めまーす!」
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瀬川ラムネ(プロフ) - まりんさん» おお!うらやましい…。私もひよこ松好きです! (2018年3月30日 21時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 乱入すいません!私、小説読み始めでまだ23までしか読んでないんですけど、、、誕生日一緒だったぁ〜! あと、推しはひよこ松です!(おそ松、一松、十四松) (2018年3月30日 19時) (レス) id: e65f710387 (このIDを非表示/違反報告)
瀬川ラムネ(プロフ) - ほのかさん» 書くの遅くてすいません!ちょっとずつ進めてはいるのですが…。 (2018年3月30日 8時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 私も後話ほしいな〜なんて (2018年3月30日 2時) (レス) id: 840a3eb031 (このIDを非表示/違反報告)
瀬川ラムネ(プロフ) - 分かりました!時間あるときに書きます!! (2018年2月28日 14時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀬川ラムネ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年3月27日 23時