約束 ページ14
おそ松side
エ「裏切った。あの二人。もうなにも信じられない。」
六つ子「「「「「「えっ・・・。」」」」」」
俺たちは耳を疑った。
一「裏切った?」
チ「Aちゃんが泣いてるのは誰かに裏切られたから?」
カ「でも『あの二人』って誰だ・・・?」
ト「もしかしたらアレかも!」
そう言って取り出したのはAちゃんのスマホだった。
ト「ほら、この待ち受けにAちゃんと一緒に写ってるこの二人。」
おカチ一十「「「「「う〜ん・・・。」」」」」
俺たちが考えているとまた声が聞こえてきた。
エ「寂しいよ。一人にしないで。」
十「Aちゃん、向こうの世界でずっと一人だったの?」
十四松の疑問にみんなが黙った。俺たちはAちゃんに気付かれない様に窓側に近づいた。
お「俺、もうAちゃんの泣いてる顔見たくねえ・・・。」
カチ一十ト「「「「「俺/僕も・・・。」」」」」
俺たちはたまらなくなって外に出た。
そしたらエスパーニャンコとAちゃんの二人の声が聞こえた。
エA「「本当の私を好きな人なんていない。」」
六つ子「「「「「「そんなことない!!」」
気づいたら俺たちはAちゃんの前に立っていた。
Aちゃんは一瞬驚いた表情を浮かべて急いで袖で涙をぬぐった。
A「聞いてたんだ・・・。でも、そんなことないって?」
十「僕たちはAちゃんのこときらいになったりしないよ!」
A「えっ、どういう意味・・・?」
ト「Aちゃん、ずっと一人で寂しかったんでしょ・・・。」
A「う、うん・・・。」
チ「だから、一人にさせないように。」
お「Aちゃん!」
六つ子「「「「「「俺/僕たちと友達になってください!!」」」」」」
A「えっ・・・。」
これが、俺たちの出した答え。一人ぼっちさせないには、俺たちが友達になればいい。
同情なんかじゃない。俺たちはAちゃんと本物の友達になりたかった。
A「・・・嬉しい。ありがとう!」
十「ねっ!もう一人じゃないよ!」
一「・・・俺らがいるから。」
カ「フッ、これで寂しくないだろ。」
A「うんっ!」
この日から俺たちは友達になった。
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瀬川ラムネ(プロフ) - まりんさん» おお!うらやましい…。私もひよこ松好きです! (2018年3月30日 21時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 乱入すいません!私、小説読み始めでまだ23までしか読んでないんですけど、、、誕生日一緒だったぁ〜! あと、推しはひよこ松です!(おそ松、一松、十四松) (2018年3月30日 19時) (レス) id: e65f710387 (このIDを非表示/違反報告)
瀬川ラムネ(プロフ) - ほのかさん» 書くの遅くてすいません!ちょっとずつ進めてはいるのですが…。 (2018年3月30日 8時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 私も後話ほしいな〜なんて (2018年3月30日 2時) (レス) id: 840a3eb031 (このIDを非表示/違反報告)
瀬川ラムネ(プロフ) - 分かりました!時間あるときに書きます!! (2018年2月28日 14時) (レス) id: fac84eeb19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀬川ラムネ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年3月27日 23時