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2話 ページ3

審神者


貴「主、ここの本丸には織田信長の刀っているかい?」


審「まぁ…いるぞ?」


貴「そうなんだ…ふ〜ん…」


備前は妖しく笑う
少し嫌な予感がするが…その時はその時だ


審「ここだ」


そう言って皆がいる大広間の襖を開ける


審「皆、新しい仲間だぞ!」


加「え?まさか、誰か被っちゃった?」


審「違う、見たことない刀剣男士なんだ」


三「見たことのない刀剣男士…?」


審「あぁ、入って来てくれ」


俺がそう言うと備前は大広間に入ってきた


貴「俺は備前近景といいます。皆さんよろしく」


備前は自分の自己紹介をして優しく微笑んだ


そして備前に話し掛ける刀達が数振り…


薬「久しぶりだな備前!」


長「久しぶり…だな」


宗「お久しぶりですね…備前」


鶴「会いたかったぜ!」


燭「また会えるなんてね」


備前に話し掛けたのは織田信長の刀達、織田組だった

燭台切と鶴丸は少しの間、織田信長のもとにいたらしい


審「こうして再開できたのも良いことだな」


俺は備前のほうを向いて言う
すると、備前がいきなり自分の本体を抜刀して織田組達に刃を向ける


貴「やっと見つけたぞ!織田信長の刀達…!」


その備前の顔を恐ろしく怒りに満ちていた顔だった


薬「お…おい!どうしたんだ!?備前!」


長「……」


燭「まさか…!備前の前の主は明智光秀だったよね?」


貴「そうだ…俺の前の主は明智光秀だ…!そして主は……あの織田信長の家臣だった…」


薬「!…まさか明智光秀は俺っち達の前の主から何かされてたのか…?」


貴「それなら……へし切長谷部に聞いたらどうだい…?」


審「は…長谷部に?」


長「……魔王、織田信長は自分の家臣である明智光秀に酷く当たっていた」


審「え…!?」


長「明智は強くなれば自分は認めてもらえると信じて戦を勝ち続けた」


貴「………」


長「しかし…そんな明智光秀を見て織田信長は天下を家臣である明智に取られるとでも思ったのだろうな」


三「それで…家臣の明智光秀に酷く当たったのか?自分に逆らえないように…」


長「いつも明智が織田信長に暴力を受けていた時は俺がいつも使われてたからな…」


薬「そんなの初耳だ…」


貴「だから俺は…心を病んでしまった主の…仇をとろうとお前達がいる本丸を探してたんだ…」


審「それでここに来たと…?」


貴「そうだ…」


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桐島(プロフ) - 明智光秀の備前近景は国宝ではなく重要美術品ですよー。 (2016年8月25日 23時) (レス) id: 6d6fc9ea62 (このIDを非表示/違反報告)
無音 - 展開早いですね (2015年11月9日 4時) (レス) id: 274463ee26 (このIDを非表示/違反報告)
石切丸(´-ω-`)(プロフ) - 我の先祖の刀は備前と言うんですね (2015年10月24日 16時) (レス) id: b2214f49a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*ハルア* | 作成日時:2015年7月29日 5時

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