0701 ＿特別な君へ。 ページ1
7月1日 00:00
＿＿＿＿カチッ
「「「「テヨン(ヒョン)！！誕生日おめでとう！！！！！」」」」
「うわぁー！！ありがとうみんな。」
長針と短針が綺麗に揃ったその時、大好きな、かけがえのない人達からこの言葉をもらう。
これがどれだけ幸せなことか。
自然と笑顔がこぼれ、少しうるっとくる。
MK「ヒョンヒョン！！ケーキの火消して！！！」
HC「お願いごとしないと！！！」
相変わらず騒がしいマンネたちに急かされ、綺麗にデコレーションしてあるケーキに近づく。
さぁ、なにを願おうか。
NCTがたくさんの人に愛されますように？
ファンの方がもっともっと僕達の音楽で幸せになりますように？
……ううん、今日くらいは自分のお願いをしてもいいかな。
「……消すよ？」
JY「いいよ〜！！」
ふうっ！！！
勢いよくかけた息はロウソクの火を一気に消す。
一瞬遅れてリビングに響く、拍手と歓声。
JW「ねね、ヒョンは何を願ったの？」
TY「んー？内緒。」
HC「えぇー！！！いいじゃないですか！！」
YT「言ったら願い叶わなくなるんやで？」
TY「えっ、ほんとう？」
YT「知らんけど。」
MK「何だよぉ〜」
JW「ゆうたぁ〜！！」
騒がしいメンバーをよそに、ふとテーブルに置いた携帯を見ると、たくさんの人からメッセージが届いていた。
家族。子供の頃からの友達。可愛い弟たち。威神メンバー。マネヒョン。お世話になったヒョンやヌナ達。
そして＿＿＿。
TY「A…。」
よかった。君が誕生日を覚えててくれて。
遠い所にいる君からの連絡がこんなに嬉しいなんて。
そう思うと、どうしても声が聞きたくなって。
TY「ちょっと、電話してきていい？」
＿＿＿
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作者名：мoмi | 作成日時：2020年7月1日 8時
