関西のお兄ちゃん達の日常 (ページ23)

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（９）内緒の恋編⑤ ページ23

丈side

大橋は、美味しそうーだの、ここで釣りしたらめっちゃ釣れるなーだの、いらん事ばっか言うてるんやけど、楽しそうにケラケラ笑ってて幸せそう。

だいれんコンビがずっと俺らを見てるみたいな気がするんやけど…まぁええわ、だからって態度変える必要、今はないし。

あんなデートでええんか？まぁずっとニコニコしてるし、手ぇ繋いで見つめ合って幸せそうやから彼らはあれでええんかな。

ずっとついてこられるの嫌やからサーッとま
いたったけどな！

「なぁ、丈くん？こうしてさ、時々でもデート…付き合ってくれる？」
『まぁ、毎日！とか言わんかったらな！』
「それはわかってるよ！他の友達とも遊んだりしたいやろし！」
『お前も大人になったな…』

昔はただ、ボーっとしてて、甘えん坊やし自分勝手な少年やってんけど、ここ1、2年での精神的成長はすごい。周りは大橋はアホや子どもや言うけど

皆に優しい、温かい、笑顔が可愛くて、癒やしてくれて、でも時にドSなときもあったり。ダンスや歌のスキルもどんどん上がってて、可愛いだけじゃなく、尊敬するところもあんねん。

なんや、俺大橋にベタ惚れやん…

『なぁ、大橋はさ何で俺の事好きになったん？』
「かっこいい、しっかりしてる、礼儀正しい、間違ってるとこ怒ってくれる、優しい、面白い、お笑いのセンスある、たまにポンコツ、たまにダサい」
『最後2つはバカにしてるやんな？』

肩を軽く叩いてそのまま肩を組む

「完璧過ぎたら惚れへんねん、ちょっと抜けてるとこが、あるから余計に好きになるねんで」
『…そういうもん？』
「うん、だから大好き！！」

『俺な、多分やけど大橋が思ってる以上にお前に惚れてるわ…好きで仕方ないねん。どうしたらええんかな』
「えっ…ほんまに？でも、多分俺のほうが100倍は好きやもん！！」

ほんまに可愛いヤツ。
肩を抱いてる腕をグッと引き寄せてキスしたった。途端に照れて紅潮する顔

「もぉー！急にやめてーえへへ」
『和也があまりにも可愛いからや』
「あ！和也って言った！」
『これから、仕事以外の時は和也って呼ぶから』

ニコーッと笑って、丈くん丈くん！って抱きついてくる和也。いつもいい香りがして癒やされて。

向こうに廉と大吾。2人の幸せな甘い空間が広がってる。いい思い出になったかな？？今日はいい日やったな。

そして廉と別れて帰路に着いた。

※秘密の恋編終わり！もう少し丈橋続きます！長々と、すみません！