関西のお兄ちゃん達の日常 (ページ22)

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（８）内緒の恋編④ ページ22

西畑side

しばらくして水族館に到着
小一時間あったから、廉と積もる話も出来て嬉しかった

東京での仕事が忙しいし、それを邪魔したくもないけどやっぱり寂しいから、こうして会えて安心する

大「なぁー、2人はどっちから告白したん？」

早速聞いてくるやんニヤニヤして…

『何も言わずにな、通じあって付き合いだしてんテレパシーで』
大「え、まじ？すげーーなぁ！！」

『いやいや、そんなわけないやん！』
大「何やねん！」
永「俺から…やったかな？」
『確か、そうやな！まぁでもさどっちからともなくやんな！恥ずかしいからもう終わり！』

馴れ初めを改めて話すとなると照れる

丈「どんくらい付き合ってん？？」
『んー、1年半位になりますかね？』
丈「結構長いやん！俺ら気づかんかったー」

まぁ、丈くんもはっすんも鈍感やから。笑

水族館到着。周りはカップルだらけやし、他の人の事なんかに、目もくれてないから気付かれることはなさそう！やっぱり廉は結構有名人やから人が集まって来ることがあるねん。

俺とおっても同期仲良いなってなるだけやからいいねんけど、人が集まってまうと廉疲れるしね！

大「うわ、めっちゃおっきい魚おるーー」
丈「今おいしそーやなーって顔しとったで！」
大「え？何でわかるん？さすがやな！」
丈「ほんまに思ってたん？だから豚になんねん！」
大「もぉーー！それ言わんで！！」バシバシ
丈「痛いわ！ほらあそこ！マンボウやで！」

あの2人相変わらずやなぁ…って遠巻きに観察

廉「和也と丈くん、めっちゃ仲良いやん！ビックリやけんけど！和也の一方通行のイメージしかなかってんけど。丈くん、どっちか言うといつも今江くんといてたし…」

『そうやろ？不思議やろ？今も今江くんは安心する仲間ではあるみたいやで、でも丈くんはっすんにメロメロやで！おもろいくらいに！』

廉「めっちゃ気になるなー観察しよ」

俺たち考える事一緒なんです！魚より丈橋を観察する水族館デート…！笑

はっすんからおもむろに手を繋いでブンブン振ってニッコニコしてて、それに対しての丈くんは少し恥ずかしそうにしながらも
「落ち着けって！」
しか、言わずに引っ張られてる

永「デレデレやん」
『やろ？見てるだけで、楽しいで！でも、皆とおるときとか、テレビん時ツンツンやからおもろいねん！』

素のデートが見られる機会なんてないやん？見たいから今回ダブルデートお願いしてん！廉も笑ってて楽しそうやし良かった！